2016年12月11日 / 最終更新日 : 2016年11月22日 sehbi-an 日記 蓑虫 蓑虫は、寒いこの時季の銘として使われます。 そして、雨漏茶碗に蓑虫という銘の高麗茶碗が根津美術館に所蔵されています。 「月清集上 ふるさとの板間にかかる蓑虫の もりける雨をしらせ嘉穂成る」とい […]
2016年12月10日 / 最終更新日 : 2016年11月21日 sehbi-an 掛け物・禅語 看々臘月尽 看々臘月尽(みよみよ ろうげつ つく、みよみよ ろうげつ つきるを)は、12月によく茶席に掛けられる文言です。 というのも、臘月とは陰暦12月のことを指しているからです。 一年が早く過ぎてゆき、もう年の暮れ […]
2016年12月9日 / 最終更新日 : 2016年11月20日 sehbi-an 日記 敷き松葉 敷き松葉とは、冬の庭に敷いた松の葉のことです。 茶庭や露地では炉の季節になると、枯れた松葉が敷き詰められます。 冬になると寒さで霜柱が立ち、苔を傷めてしまうため、松の葉で表面を覆って暖かくして霜柱ができるの […]
2016年12月8日 / 最終更新日 : 2016年11月18日 sehbi-an 建築 菅田庵 庵号解読 菅田庵(かんでんあん、すがたあん)は、松江市菅田町(すがたちょう)にある重要文化財の茶室です。 また、同じ敷地にある向月亭(こうげつてい)、および、御風呂屋(おふろや)も重要文化財に指定されています。 この […]
2016年12月7日 / 最終更新日 : 2016年11月18日 sehbi-an 日記 大雪 本日は、二十四節気の第21である大雪(たいせつ)です。 雪いよいよ降り重ねる折からなれば也 二十四節気の第20である小雪(しょうせつ)よりも、随分と寒くなってきています。 そのため、雪が降って […]
2016年12月6日 / 最終更新日 : 2016年11月16日 sehbi-an 日記 利休百首ならぬ、ニーチェ百首 第90首 フリードリヒ・ニーチェ(1844-1900年)は、19世紀の有名なドイツの哲学者です。 現代の私たちにとってとても役に立つ多くの言葉を残してくれました。 その1つに次のものがあります。 「人は […]
2016年12月5日 / 最終更新日 : 2016年11月16日 sehbi-an 日記 古曽部焼 遠州七窯の1つである古曽部焼は、遠州の死後に開窯されたものです。 そのため、遠州好みのものを焼いている窯として、後世、遠州七窯に加えられたと考えられます。 江戸時代末期から明治末まで、現在の大阪府高槻市で古 […]
2016年12月4日 / 最終更新日 : 2016年11月15日 sehbi-an 日記 300記事目、投稿に際して 盛美庵 茶の湯日記 ブログが、300記事投稿を無事、果たすことができました。 始めてから約10ヶ月が経ちましたが、これも皆様もおかげです。 ありがとうございました。 当サイトにある検索窓にキー […]
2016年12月4日 / 最終更新日 : 2016年11月15日 sehbi-an 日記 暦手 暦手とは、三嶋明神の三島摺暦によく似た模様をした茶碗で、三島手とも呼ばれます。 かつて、三島暦は旧暦の代表的なもので、三島とは暦を意味していたほどです。 三島手とは、高麗茶碗の一種で、高麗末期から李朝初期に […]
2016年12月3日 / 最終更新日 : 2016年11月14日 sehbi-an 日記 三夕の歌 秋の夕暮れの風情を詠じた和歌に、三夕(さんせき)の歌と呼ばれる3つの和歌があります。 いずれも、『新古今和歌集』に収録されていますが、それだけではなく、3つの和歌が連続しているのです。 「さびしさは その色 […]