2016年3月31日 / 最終更新日 : 2020年5月30日 sehbi-an 人物 塗師 渡辺喜三郎 渡辺喜三郎は、二代、三代と益田鈍翁などの近代数寄者に薫陶を受け、その美意識に適った優れた漆工芸品を数多く作製しました。 西の宗哲 東の喜三郎と言われ、現在、7代(註1)が制作に当たっています。 喜三郎を名乗る職人はかつて […]
2016年3月30日 / 最終更新日 : 2016年5月17日 sehbi-an お菓子・食べ物 お菓子 いろいろ 茶の湯では、お茶を飲む前に、お菓子を食べます。 これを楽しみにしている方も大勢いらっしゃると思われますが、本来、お菓子はお茶を美味しく頂くためのものです。 濃茶の前には、主菓子、薄茶の前には、干菓子を食べる […]
2016年3月29日 / 最終更新日 : 2016年5月17日 sehbi-an 日記 50記事目、投稿に際して 盛美庵 茶の湯日記 ブログが、50記事投稿を無事、果たすことができました。 これも、皆様の応援のお陰です。 どうもありがとうございました。 茶の湯や茶道に関して、これからも情報を発信していく所 […]
2016年3月29日 / 最終更新日 : 2017年6月3日 sehbi-an 借景 借景 湖東 ―この間の琵琶湖行きはよかったよ。湖畔の宿で、君と話そうと思って出掛けたが、 いっこうに肝心の君とは話さなかった。十一面観音を見るのに忙しかった。 ―そうよ、お父さんたら、すぐ感激してしまうんでですもの。 […]
2016年3月28日 / 最終更新日 : 2017年10月3日 sehbi-an 人物 佐保姫 佐保姫は、春の女神です。 元々は奈良の佐保山の神霊でしたが、佐保山が春の方角である東に位置しているので、春の女神として広く認識されるようになりました。 この佐保山は桜の名所です。 春の華やかさを演出する佐保 […]
2016年3月27日 / 最終更新日 : 2016年5月17日 sehbi-an 人物 裏千家歴代家元 千利休を始祖とする裏千家は、三代宗旦の四男である仙叟から、表千家と武者小路千家と共に三千家として分かれ、今日まで、茶の湯、茶道を伝えています。 歴代の家元は、以下のようになります。 号 斎号 名 本名 […]
2016年3月26日 / 最終更新日 : 2018年9月6日 sehbi-an 考察シリーズ 名物裂の功利的利用法の考察 「漢桓帝延熹九年、大秦王安敦遣使自日南徼外來獻、漢世唯一通焉。」 『後漢書』西域列伝に、166年、ローマ皇帝マルクス・アウレリウス・アントニヌスが使者を遣わせたことが、記されています。 ローマ帝国が遙か遠国の中国と友好関 […]
2016年3月25日 / 最終更新日 : 2016年5月17日 sehbi-an 日記 桜始めて開く 七十二候 春分 次候 桜始めて開く 日本人にとって桜の花は、格別の感慨があります。 日本人としてのアイデンティティーを意識させられます。 また、海外で、一面の桜の絨毯の美しさに匹敵するものがないようで、外国 […]
2016年3月24日 / 最終更新日 : 2021年11月22日 sehbi-an 掛け物・禅語 日々是好日 茶の湯、茶道は、茶禅一味と言って、禅との結びつきで精神性を高められています。 床に掛けられる軸として、禅僧の墨跡が好んで掛けられるのはそのためです。 「日々是好日」(日日是好日) 月日に、好い日、悪い日という区別はなく、 […]
2016年3月23日 / 最終更新日 : 2016年5月17日 sehbi-an 建築 咄々斎 庵号解読 咄々斎とは、裏千家にある重要文化財の八畳茶室です。 現在、新年に裏千家宗家の初釜式が行われているのが、この咄々斎で、床に正親町天皇御宸翰の懐紙が、その際、よく掛けられます。 天保10年(1839年)、千利休 […]