2016年12月31日 / 最終更新日 : 2019年3月16日 sehbi-an 掛け物・禅語 無事是貴人 無事是貴人(ぶじこれきにん)は、年の瀬によく茶席に掛けられる文言です。 特に、年の瀬でなくとも、臨機応変な使い方でできると思われます。 一年を無事に過ごすことができたことに感謝する意味合いとなっています。 […]
2016年12月30日 / 最終更新日 : 2016年12月11日 sehbi-an 日記 埋火 埋火は、この時季に茶杓などの銘としてよく使われます。 文字通り、灰の中に埋めた炭火のことです。 酸素の供給が抑えられるために火力が限定的になり、火が長持ちするのです。 原理的には、助炭(炉覆)と同じと考えられます。 &n […]
2016年12月29日 / 最終更新日 : 2016年12月10日 sehbi-an 日記 猩々 猩々(しょうじょう)と言われても何か分からない方が多いかもしれませんが、麒麟や龍のような中国の伝説上の動物です。 赤い毛を持った猿のような生き物で、人語を解し、また、酒を好むと伝えられています。 その血はとても赤いとされ […]
2016年12月28日 / 最終更新日 : 2016年12月11日 sehbi-an 日記 鉄牛 鉄牛という銘を持つ伊賀耳付茶入が存在します。 中国の夏王朝の祖である禹は、黄河の水害を鎮めるために鉄で鋳て作った牛を川底に沈めたという伝説があります。 重いものを沈めて川の流れの勢いを弱めることが図られてい […]
2016年12月27日 / 最終更新日 : 2016年12月29日 sehbi-an 人物 友湖 土田家 土田家は、千家十職に名を連ねる袋師です。 当主は、代々、半四郎を名乗り、隠居後、友湖を襲名してきました。 しかし、現在は、半四郎は当主である友湖を次ぐ前の名前となっています。 初代土田友湖(元 […]
2016年12月26日 / 最終更新日 : 2016年12月8日 sehbi-an 日記 巣籠 巣籠(すごもり)は、この時季に茶杓の銘として使われることがあります。 寒さで巣の中に籠もってしまう様を示している言葉です。 これは人の視点からのようで、俳句の季語としては春で、鳥が営巣して卵を産んで雛を育て […]
2016年12月25日 / 最終更新日 : 2016年12月8日 sehbi-an 日記 濃茶の飲み回し 茶の湯において、濃茶は客一同が1椀の中のお茶を回し飲みして、順次、自己に割り当てられた分量を飲んで、次の客に渡します。 衛生面で問題があると指摘されることもありますが、小茶巾や紙茶巾で飲み口を拭き清めます。 […]
2016年12月24日 / 最終更新日 : 2016年12月7日 sehbi-an 掛け物・禅語 山家富貴銀千樹 山家富貴銀千樹(さんやふうきぎんせんじゅ)は、クリスマスに相応しい文言で、ホワイトクリスマスをイメージさせます。 山暮らしをしている者にとって、雪が降り積もった雪景色は、たとえ仕事ができないとしても、かけが […]
2016年12月23日 / 最終更新日 : 2016年12月5日 sehbi-an 人物 北大路魯山人 北大路魯山人(きたおおじ ろさんじん)は、明治16年(1883年)に京都で生まれ、昭和34年(1959年)に亡くなりました。 あまり恵まれた幼年期を送ってはいないようです。 明治22年(1889年)、 6歳のときに木版師 […]
2016年12月22日 / 最終更新日 : 2017年10月3日 sehbi-an 日記 冬の女神 宇津田姫 春の女神は佐保姫、夏の女神は筒姫、秋の女神は竜田姫ですが、冬の女神は、宇津田(うつた)姫と言うようです。 この宇津田姫も謂われは、筒姫と同様に、よく分からない部分が多いです。 陰陽五行説によれ […]