2016年4月30日 / 最終更新日 : 2016年5月19日 sehbi-an 日記 牡丹華さく 本日は、七十二候 牡丹華です。 鮮やかな牡丹の大輪の花が咲く頃合いとなります。 牡丹は、別名、富貴草と言います。 とりわけ、中国では、花の王様として古くから、愛好されています。 「登科後」 孟 […]
2016年4月29日 / 最終更新日 : 2018年9月6日 sehbi-an 考察シリーズ 見立てによる同一性問題の考察 「和漢のさかいをまぎらかすこと肝要々々」と、村田珠光は、『心の文』の中で、唐物と和物の道具の調和を説くとともに、心の問題を説きました。 鎌倉時代の唐物としては、禅宗の僧侶が天目茶碗などの唐物を携えて帰ってき […]
2016年4月28日 / 最終更新日 : 2017年6月3日 sehbi-an 借景 借景 エフェソス(トルコ) 辻邦生 『背教者ユリアヌス』 ユリアヌスは円柱の台座に腰をおろし、青空を渡ってゆく雲を見つめた。時間が急に歩みを止め、万物が声をひそめたような感じだった。彼はそのとき、ふと、前日に読んだばかりのリバニウスの […]
2016年4月27日 / 最終更新日 : 2016年5月19日 sehbi-an 日記 分福茶釜 ぶんぶくとは、湯の沸き立つ擬音語です。 分福茶釜は、文福茶釜とも表記されます。 文福茶釜は、全国各地に同様の話が伝わっていますが、群馬県館林市の茂林寺のものが有名です。 応永33年(1426年 […]
2016年4月26日 / 最終更新日 : 2016年5月19日 sehbi-an 人物 宗旦狐 宗旦狐とは、京都の相国寺に伝わる、千家3代宗旦に化けた狐のことです。 江戸時代の初期、相国寺の境内の一画に住む白い狐が宗旦に化けては、近くの茶人の茶会に現れては、お菓子を食べたり、お茶を飲んだりしていました […]
2016年4月25日 / 最終更新日 : 2016年5月19日 sehbi-an 日記 茶歌舞伎 七事式の一つに、茶かぶきというものがあります。 茶歌舞伎や茶香服という漢字表記が当てられています。 その起源は、闘茶というものです。 闘茶は、宋から日本に鎌倉時代末期にもたらされてから、室町時代中期にかけて […]
2016年4月24日 / 最終更新日 : 2016年5月19日 sehbi-an 日記 落語 井戸の茶碗 江戸時代には、町人が経済力を付け、茶の湯を親しむようになり、茶の湯人口が増大しました。 その結果、落語の題材にも、茶の湯が取り上げられるようになったのです。 その落語の一つに、「井戸の茶碗」があります。 & […]
2016年4月23日 / 最終更新日 : 2016年5月19日 sehbi-an 日記 落語 茶の湯 茶の湯は、初期は、書院の茶でしたが、やがて、草庵での侘び茶が成立し、限られた上級階級の嗜みであった茶の湯が、北野大茶会のように、身分にとらわれずに広まっていきます。 そして、元禄年間(1688-1704年) […]
2016年4月22日 / 最終更新日 : 2021年2月23日 sehbi-an 人物 映画化される千利休 茶祖と呼ばれる千利休は、侘び茶を大成するとともに権力者たちと密接な関わりを持っていました。 そのためか、映画の題材として、利休がよく取り上げられています。 以下に、利休を題材とした映画を掲載します。 &nb […]
2016年4月21日 / 最終更新日 : 2016年5月19日 sehbi-an 日記 藤 茶の湯では、藤は花としても使われますが、富士にも、不二にも通じることから、仮名表記の銘の場合、そのときの趣向に合わせて使うことができて重宝することがあります。 茶花としてよく使われる庭藤は、藤の近縁種です。 […]