2016年9月30日 / 最終更新日 : 2016年9月10日 sehbi-an 日記 蹲 蹲(蹲踞、つくばい)は、和を演出するためのアイテムとしてよく使用され、料亭の庭に置かれているのを見たことがある方も多いのではないかと思われます。 露地に据え付けた手水鉢で、客が席入りの際に手と口を清めるため […]
2016年9月29日 / 最終更新日 : 2016年9月9日 sehbi-an 日記 小紋 小紋の着物を着る機会は多いのではないでしょうか。 全体的に小さな模様が施されていることから小紋と呼ばれています。 江戸時代には武家の裃に使われましたが、やがて明治以降になると、一般の人でも羽織や着物などとし […]
2016年9月28日 / 最終更新日 : 2016年9月8日 sehbi-an 掛け物・禅語 和敬清寂 和敬清寂(わけいせいじゃく)は、とてもよく聞く文言です。 これを四規(しき)とも言います。 茶道の理念を示したものになります。 和とは、お互いに仲良くして協調すること。 敬とは、お互いに敬い、 […]
2016年9月27日 / 最終更新日 : 2016年9月8日 sehbi-an 日記 中興名物 中興名物とは、茶道具の位を示す区分で、大名物、名物ともに優れた道具として知られています。 小堀遠州の美意識に基づいて見出された道具を基本としています。 しかし、実質的には、中興名物という区分は、松江藩主であ […]
2016年9月26日 / 最終更新日 : 2016年9月7日 sehbi-an 日記 淀の船着場での千利休の見送り 侘び茶を大成した千利休は、急速に力を持ったことで天下人である豊臣秀吉から警戒されます。 そして、大徳寺の山門に置かれた利休像に関して、天正19年(1591年)、秀吉の勘気に触れ、利休は京を追放されて堺に蟄居することになり […]
2016年9月25日 / 最終更新日 : 2016年9月7日 sehbi-an 建築 澱看席 庵号解読 澱看席(よどみのせき)は、金戒光明寺の塔頭である西翁院にある重要文化財の茶室で、三畳道安囲になります。 西翁院は、藤村庸軒の養祖父である藤村源兵衛(十二屋)が天正年間に建立しました。 この人の法名が西翁院宗 […]
2016年9月24日 / 最終更新日 : 2018年9月6日 sehbi-an 考察シリーズ 理念の機能化・活性化の考察 「人の性は悪なり、その善なるものは偽なり」と、『荀子』性悪篇に書かれています。 バラモンは神職に就くが、やがてインドのカースト制の最上位として支配階級となっていきます。 共産主義は、生産力と人 […]
2016年9月23日 / 最終更新日 : 2016年9月23日 sehbi-an 日記 月点前のウグイスとは 9月は中秋の名月ということで、茶会で月点前が行われることが多いです。 月点前は、裏千家11代の玄々斎によって、卯の花点前、雪点前、花点前とともに考案されたものです。 器据に∩形の針金状をしたウグイスを差して […]
2016年9月22日 / 最終更新日 : 2016年9月5日 sehbi-an 日記 秋分 本日は、二十四節気の第16である秋分です。 陰陽の中分なれば也 太陽黄経が180度となって太陽が真東から昇り、 そして、真西に沈み、昼と夜の時間がほぼ同じとなります。 祝日ともなっているので、 […]
2016年9月21日 / 最終更新日 : 2016年9月5日 sehbi-an 日記 松籟 茶の湯において、松は茶の湯をシンボル化したものとなっています。 松籟(しょうらい)とは、釜の湯が沸騰するときに出る音のことで、松風とも言います。 まさに松の梢を吹き抜ける際に生じる音のようです。   […]