2016年2月29日 / 最終更新日 : 2016年5月17日 sehbi-an 日記 一楽二萩三唐津の楽 一楽二萩三唐津 このように、茶人の好む茶碗の順番とされているように、楽焼は、茶碗の最高峰と言えるでしょう。 それもそのはずで、千利休が長次郎という陶工に、茶を服するのに適した厚さや重さなどを備 […]
2016年2月28日 / 最終更新日 : 2016年5月17日 sehbi-an 日記 利休百首ならぬ、ジョブズ百首 第1首 スティーブ・ジョブズ(1955年2月24日-2011年10月5日)は、アメリカ合衆国の実業家で、アップル社において、Mac、iTune、iPad、iPhoneなどの革新的な製品により、世界の人々の暮らしを一変させ、質の高 […]
2016年2月27日 / 最終更新日 : 2016年5月17日 sehbi-an 日記 紀州徳川家の御庭焼 清寧軒焼 御庭焼とは、江戸時代に、藩主などが城内や邸内で、窯を築いて陶工に焼かせた焼き物のことだということは宜しいでしょうか。 偕楽園焼は、紀州藩第11代藩主の徳川斉順が、別邸湊御殿の清寧軒で焼かせたものです。 これ […]
2016年2月26日 / 最終更新日 : 2016年5月17日 sehbi-an 日記 紀州徳川家の御庭焼 偕楽園焼 御庭焼とは、江戸時代に、藩主などが城内や邸内で、窯を築いて陶工に焼かせた焼き物のことです。 紀州徳川家の偕楽園焼、尾張徳川家の御深井(おふけ)焼、備前池田藩の後楽園焼などが有名です。 楽家10 […]
2016年2月25日 / 最終更新日 : 2017年6月18日 sehbi-an 日記 茶神 手元にある楽家10代の旦入作の赤楽蓋置には、 「茶神」と書かれており、その字の上に釉薬が掛けられていることから、後から書き加えたものではなく、制作時に書かれた字であることが分かります。 それでは、茶神とはい […]
2016年2月24日 / 最終更新日 : 2016年5月17日 sehbi-an 人物 経営の神様 松下幸之助は、明治27年(1894年)生まれの実業家で、パナソニック(旧松下電器)の創業者で、経営の神様と言われた人物です。 「松下電器は何をつくるところかと尋ねられたら、松下電器は人をつくるところです。併 […]
2016年2月23日 / 最終更新日 : 2016年5月17日 sehbi-an 建築 市中の山居 市中の山居とは、戦国時代に京や堺などの裕福な町衆の作った草庵を比喩的に呼び慣わしたもので、文字通り町中にいながらあたかも山の中に居るような心持ちを抱かせる場所のことです。 当時は、室町幕府という権力が失墜して、下克上、戦 […]
2016年2月22日 / 最終更新日 : 2016年5月17日 sehbi-an 日記 奈良時代には、既にクールジャパン エズラ・ヴォーゲル氏の『ジャパン・アズ・ナンバーワン』で、日本の高度成長が非常に評価されていますが、いわゆる、バブル景気が弾けてから、日本は、自信を失って、あまり元気がないようです。 デペイズマンとは方向感 […]
2016年2月21日 / 最終更新日 : 2017年6月3日 sehbi-an 借景 借景 奈良公園 奈良公園 堀辰雄 『信濃路・大和路』 三月堂の金堂にて 月光菩薩像。そのまえにじっと立っていると、いましがたまで木の葉のように散らばっていたさまざまな思念ごとそっくり、その白みがかった光の中に吸いこまれてゆくような気もち […]
2016年2月20日 / 最終更新日 : 2018年9月6日 sehbi-an 考察シリーズ 薄茶に於ける泡の経時的推移の考察 「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例なし。 世の中にある、人と栖と、またかくの如し。」 『方丈記』鴨長明の著名な冒頭です […]