2016年11月20日 / 最終更新日 : 2016年10月30日 sehbi-an 人物 堀越宗円 女性として初めて老分となった堀越宗円は、明治25年(1892年)に生まれ、昭和53年(1978年)になくなりました。 松方正義の5女梅子で慶応義塾出身の実業家である堀越角次郎と結婚しました。 東京で円能斎の門下となり、円 […]
2016年11月19日 / 最終更新日 : 2016年10月26日 sehbi-an 日記 明治期に女子教育として取り挙げられた茶道 明治維新まで、茶の湯は武家や商人の間で行われていましたが、後ろ盾となる大名や公家が没落しました。 それから、文明開化で日本の古いものが懐疑的な目で見られるようになりました。 その結果、茶の湯も廃れてしまいました。 &nb […]
2016年11月18日 / 最終更新日 : 2016年10月25日 sehbi-an 日記 お茶の名産地 お茶は中国の雲南省や四川省、インドのアッサムが原産とされていますが、現在、日本各地にお茶の産地があります。 最澄が延暦24年(805年)に唐から持ち帰った茶の種を植えたのが日吉茶園で、日本茶発祥の地とされて […]
2016年11月17日 / 最終更新日 : 2016年10月24日 sehbi-an 建築 湘南亭 庵号解読 湘南亭は、苔寺として知られている西芳寺にある茶室で、現在存在するものは千少庵が再興したものと言われています。 重要文化財に指定されている、長4畳台目の茶室です。 点前座の勝手付に床がある亭主床という様式で、 […]
2016年11月16日 / 最終更新日 : 2016年10月23日 sehbi-an 建築 茶室にあるいろいろ種類のある天井 幾つかの茶室に入って見比べてみると、天井の設えも様々なもののあることが分かります。 このように種類があることは、この天井も見せ所になっているということを表しています。 広間よりも小間において天井の工夫が見ら […]
2016年11月15日 / 最終更新日 : 2016年10月13日 sehbi-an 掛け物・禅語 聴雨寒更盡 聴雨寒更盡(あめをきいてかんこうつく) 晩秋に茶席でよく掛けられる文言です。 開門落葉多(もんをひらけばらくようおおし)と対句になっていますが、こちらも単独でよく掛けられます。 雨音を聴いて夜 […]
2016年11月14日 / 最終更新日 : 2016年10月12日 sehbi-an 人物 一閑張細工師 飛来家 飛来家は、千家十職に名を連ねる一閑張細工師で、棗、香合、茶箱、棚、縁高などの茶道具を製作しています。 一閑張とは、木型に和紙を幾重にも糊漆で重ねて張り、型から抜いて柿渋や漆を塗ったものです。 […]
2016年11月13日 / 最終更新日 : 2016年10月9日 sehbi-an 人物 宙宝宗宇 宙宝宗宇(ちゅうほうそうう)は、宝暦10年(1760年)に京都に生まれ、天保9年(1838年)に亡くなりました。 宙宝は道号、宗宇は法諱で、号は洛陽人、松月老人、一獃、松月叟、破睡などがあります。 大徳寺406世の則道宗 […]
2016年11月12日 / 最終更新日 : 2016年10月13日 sehbi-an 日記 利休百首ならぬ、ニーチェ百首 第59首 フリードリヒ・ニーチェ(1844-1900年)は、ドイツの有名な哲学者です。 私たちに哲学的な言葉を数多く残してくれました。 「昼の光に、夜の闇の深さが分かるものか。」 陰陽五行 […]
2016年11月11日 / 最終更新日 : 2017年6月3日 sehbi-an 借景 借景 由布岳(大分) 由布岳 水上勉 『木綿恋い記』 名前を柿本由布といった。姓は父方代々だから何もいうことはないが、由布は、村のすぐ背にひろがるなだらかな山が次第に高まって、馬がうしろ向きに立ちはだかった格好にせりあがる由布岳 […]