2016年5月12日 / 最終更新日 : 2016年5月21日 sehbi-an 日記 目には青葉 目には青葉山ほととぎす初鰹 これは、山口素堂の俳句です。 山口素堂は、寛永19年(1642年)に生まれ、享保1年(1716年)に没した江戸時代中期の俳人です。 目には、とありますが、その後の耳 […]
2016年5月11日 / 最終更新日 : 2016年5月21日 sehbi-an 掛け物・禅語 直心是道場 茶掛けとしてよく用いられる文言に、直心是道場(じきしんこれどうじょう)があります。 「直心是道場」 純粋な心それ自体が道場である、ということです。 純粋な心とは生まれながらにして持っているもの […]
2016年5月10日 / 最終更新日 : 2016年5月21日 sehbi-an 建築 密庵 庵号解読 密庵(みったん)は、国宝になっている茶室で、大徳寺の塔頭である龍光院にあります。 黒田長政が父の如水(孝高)の墓を建てるとともに、方丈、書院、庫裏を建てて、慶長13年(1608年)に春屋宗園を開基としたのが龍光院の始まり […]
2016年5月9日 / 最終更新日 : 2018年9月6日 sehbi-an 考察シリーズ 文化伝承の手段的潜在性の考察 「Παντα ρει」はヘラクレイトス(BC 6- BC 5C)の言葉で万物は流転する(パンタ レイ)、ということです。 進化論は、英国のチャールズ・ダーウィンが18世紀に提唱しましたが、それは、生殖細胞の […]
2016年5月8日 / 最終更新日 : 2016年5月20日 sehbi-an 人物 宗哲 中村家 中村家は、千家十職に名を連ねる塗師を家業とする家で、棗、香合、菓子器などの制作をしています。 当主は、代々、宗哲を襲名しています。 初代宗哲(元和3年(1617年)- 元禄8年(1695年)) 二代宗哲(寛 […]
2016年5月7日 / 最終更新日 : 2016年5月20日 sehbi-an 日記 本日は7の日、利休七則をどうぞ 茶の湯には、7に関する言葉が幾つかありますが、その中でも有名なものとして、利休七則というものがあります。 これは、千利休が茶の湯で心掛けることを弟子に問われた際に答えたことであるとされています。 一 茶は服 […]
2016年5月6日 / 最終更新日 : 2016年5月30日 sehbi-an 日記 天目茶碗 天目茶碗とは、すり鉢状の茶碗で高台が低く小さいため、天目台という台に載せて給仕します。 また、飲み口である口縁の釉薬が焼成の際に剥げ落ちてしまうことが多いので、覆輪と言って、金、銀、プラチナなどで縁を輪状に覆って、それ以 […]
2016年5月5日 / 最終更新日 : 2016年5月20日 sehbi-an 日記 端午の節句 本日は、五節句の一つである端午の節句です。 端午とは、月で最初の午の日という意味ですが、午と五の音が同じなので、5日を指すようになり、それがいつしか五節句の一つの端午の節句を特別に指すようになったと言われて […]
2016年5月4日 / 最終更新日 : 2016年5月20日 sehbi-an 日記 かきつばた かきつばたは、初夏、濃紫色の花を咲かせる、水湿地に群生して生育するアヤメ科の多年草植物です。 古典でもかきつばたが題材としてよく取り上げられています。 「むかし、男ありけり。その男、身をえうな […]
2016年5月3日 / 最終更新日 : 2016年5月20日 sehbi-an 人物 茶礼祖 村田珠光 村田珠光は、茶礼祖や侘び茶の開祖と呼ばれた、侘び茶を創始した茶人で、応永30年(1423年)に奈良に生まれ、文亀2年(1502年)に亡くなりました。 村田珠光は、11歳で得度して奈良県にある称名寺に入りまし […]