小雪
本日は、二十四節気の第20となる小雪(しょうせつ)です。
冷ゆるが故に雨も雪と也てくだるが故也
雨も寒さで雪へと変わり始める頃合いです。
とはいうものの、積もるほどではありません。
冬になって初めて降る雪を初雪と言いますが、
この初雪は積もることが多いのでしょうか。
北の方では積もるかもしれませんが、たいていは溶けて積雪となることはないようです。
まさに小雪のイメージと合います。
初雪の降る平均は、北海道で10月下旬から11月上旬、東北、中部内陸で11月上旬から11月中旬、北陸が11月下旬、それ以外は12月上旬から12月下旬となっています。
国内的には二十四節気とほぼ一致していると思われます。
観測史上最も早い初雪は、札幌では明治13年(1880 年)の10月5日、東京では明治33年(1900年)の11月17日、名古屋では明治37年(1904 年)の11月7日、大阪では昭和13年(1938年)の11月12日となっています。
最近は暖冬のために雪の降る時期も遅くなっているかもしれません。
初雪という名の大日本帝国海軍の駆逐艦がありました。
NHKドラマの「坂の上の雲」で、広瀬とアリアズナが、あさひ、朝霧、曙、村雨という軍艦の名前について話している場面を思い出します。