秋分
本日は、二十四節気の第16である秋分です。
陰陽の中分なれば也
太陽黄経が180度となって太陽が真東から昇り、 そして、真西に沈み、昼と夜の時間がほぼ同じとなります。
祝日ともなっているので、馴染みがあると思います。
秋分は9月23日のときが多いのですが、まれに9月22日のときがあります。
前回22日だったのが、2012年でした。
そして、前々回22日だったのが1896年でした。
また、1979年は24日でした。
このようにずれが生じるのは、地球が太陽の周りを公転にして一周するのに平均約365.24219日、つまり、365日と約6時間掛かるからです。
また、春分と同様に、昼が夜よりも約14分長くなっています。
国民の祝日に関する法律によれば、秋分の日は、祖先をうやまい、なくなつた人々をしのぶ、という祝日になります。
秋彼岸に当たりますが、此岸は東にあって彼岸は西にあると考えられています。
そのため、春彼岸も合わせて、この日は特別な扱いをされるのです。
仏様を供養することで極楽浄土に行けると信じられています。
此岸とは、煩悩に満ちた現世のことです。
彼岸とは、悟りの境地のことです。
暑さ寒さも彼岸まで、と言いますが、いよいよ秋も本格的に訪れそうな感じがします。