金魚
夏祭りには、縁日の屋台が楽しみの1つです。
その中に、金魚すくいがあり、子ども達が熱中して金魚をすくおうとしています。
ポイと呼ばれる、金魚をすくう道具を用いて、水の中を泳ぐ金魚をすくいます。
しかし、紙製であるため、水に浸かることで破れやすくなってしまい、金魚の重さが加わることで完全に破けてしまい、ゲームは終了となります。
そもそも、金魚は、フナが突然変異した赤いものを選別して、これを原種として、交配・選別を繰り返して今日まで至ったものです。
ところで、以下のようなお菓子を食べたりして、お茶を楽しみました。
主菓子 金魚 源吉兆庵製
銘々皿 大聖寺伊万里
干菓子 えびせんべい 桂新堂(名古屋)、春夏マカロン・パンプルムース Sébastien Bouillet製(リヨン)
干菓子器 根来塗 輪花盆
それでは、縁日に行かれた際は、金魚すくいの屋台をのぞいてみてください。
「金魚」 中島みゆき
一匹も すくえなかったね
ほんとうに要領が悪いんだから
浮いてきたところ すくわなきゃ
ほらシャツの袖が水びたし
きらりひらりきらりひらり
人生が身をかわす
きらりひらり
幸せが逃げる