樅ノ木
本日は、クリスマスです。
この時季には、クリスマスツリーに色取り取りの飾りを施して楽しみます。
そして、イルミネーションで彩られます。
クリスマスツリーは、針葉樹が選ばれ、その頂点には星のオーナメントが飾られます。
これは、占星術の学者達が星に導かれてベツレヘムでイエス・キリストを見出したことに因ります。
そして、キリスト教世界以前には、各地で、常緑樹の針葉樹などに生命力や普遍性が認められていました。
このような風習がキリスト教にも、取り入れられていきました。
イザヤ書には、「レバノンの栄光 は、もみの木、すずかけ、檜も、共に、あなたのもとに来て、わたしの聖所を美しくする。」(60.13)と書かれています。
今日のようなクリスマスツリーの起源は、ドイツであると言われています。
文献的には、1419年にドイツのフライブルクでクリスマスツリーが飾られたことが最も古い史料になっています。
やがて、16世紀後半以降にはドイツではクリスマスツリーが広まり、この習慣が移住したドイツ人によってアメリカでも広まっていきました。
こうして、世界的にクリスマスツリーが浸透していくことになったのです。
ところで、以下のようなお菓子を食べたりして、お茶を楽しみました。
主菓子 樅ノ木 薫々堂(大阪)
銘々皿 大聖寺伊万里
どうぞ、クリスマスツリーのもと、楽しいクリスマスをお過ごしください。