2017年1月11日 / 最終更新日 : 2016年12月25日 sehbi-an 日記 ゆずり葉 千宗旦の削った茶杓に、ゆずり葉という銘があります。 下の方に穴が空いている共筒に、「ゆつりハ」と書かれていて、茶杓はごま竹が使われています。 現在、この茶杓は湯木美術館の所蔵となっています。 […]
2017年1月10日 / 最終更新日 : 2016年12月24日 sehbi-an 日記 水泉動 本日は、七十二候の水泉動(すいせんうごく)です。 しみずあたたかをふくむ、とも読むこともあります。 地中で凍っていた水が融けて動き出す時季となりました。 しかしながら、地上では寒さがまだ厳しい状況になります […]
2017年1月9日 / 最終更新日 : 2016年12月24日 sehbi-an 人物 平沢九郎 平沢九郎は、安永1年(1772年)に生まれ、天保11 年(1840年)に亡くなった江戸時代後期の名古屋藩士であった数寄者です。 余暇に、茶道具として茶碗、茶入、香合などを焼き、九郎焼の祖となりました。 これらは、自分の好 […]
2017年1月8日 / 最終更新日 : 2016年12月23日 sehbi-an 日記 紅炉一点雪 紅炉一点雪(こうろいってんのゆき)は、冬の時季によく茶席に掛けられる文言です。 赤々と燃える炉の中に、一片の雪が落ちた際、一瞬のうちに消えてなくなってしまいます。 瞬時に消え去って跡形もなくなる様は、執着心 […]
2017年1月7日 / 最終更新日 : 2016年12月18日 sehbi-an 日記 本日は7の日、玄々斎好七賢棗をどうぞ 玄々斎好の棗に七賢棗というものがあります。 七賢とは、竹林の七賢のことで、阮籍、王戎、山濤、向秀、嵆康、劉伶、阮咸という7人のことです。 中国の晋代に世俗を離れて竹林に集まり、琴と酒を楽しむとともに清談を展 […]
2017年1月6日 / 最終更新日 : 2017年1月8日 sehbi-an 建築 庭玉軒 庵号解読 庭玉軒は、大徳寺の真珠庵にある茶室で、重要文化財となっています。 金森宗和の好みとなるもので、二畳台目台目切で、実のところ、書院である通僊院(寛永15年(1638年))の一部となっています。 しかしながら、この茶室の来歴 […]
2017年1月5日 / 最終更新日 : 2016年12月23日 sehbi-an 日記 志戸呂焼 遠州七窯の1つである志戸呂焼(しとろやき、しどろやき)は、静岡県島田市金谷にある窯で、かつて、遠江国質侶庄金屋郷と呼ばれた場所にあることから、その名があります。 開窯に関しては、不明な点も多いですが、平安時 […]
2017年1月4日 / 最終更新日 : 2016年12月23日 sehbi-an 人物 岡倉天心 『茶の本』を著した岡倉天心は、文久2年(1863年)に横浜で生まれ、大正2年(1913年)に亡くなりました。 当時、廃仏毀釈に見られるように明治維新により、日本の古いものの価値が過小評価され、西洋列強の新しいものが価値の […]
2017年1月3日 / 最終更新日 : 2016年12月20日 sehbi-an 日記 三茄子 一富士二鷹三茄子とは、初夢に見ると縁起がよいとされるものです。 徳川家と深い関係のある駿府における名物を並べ挙げたものと考えられています。 また、別の説としては、富士は不死や無事、鷹は高い、茄子は事を為す、 […]
2017年1月2日 / 最終更新日 : 2016年12月20日 sehbi-an 日記 若水 若水(わかみず)とは、新年、特に元旦に初めて汲む水のことを指します。 初水や福水とも言います。 若水は神聖なものとされ、邪気を払うことができるのです。 そして、この水を神様に供えたり、また、この水を使ってお […]