大阪の茶室で楽しむ五月雨

梅雨入りしましたが、五月晴れというように晴れ間のときもあります。
その晩に星が見えたら、小堀遠州でなくとも嬉しいものです。

以下のような趣向でお茶を楽しみました。

寄付待合
軸 群蛙戯画図 橋本関雪筆

本席
軸 渓声山色 盛永宗興筆
花 七段花紫陽花
花生 旅枕花入 高橋楽斎造
香合 松香合 山下ロクロ工芸製
釜 万代屋釜 高橋敬典造
風炉先 更紗(バティック) 紺々堂製
棚 更好棚 可映作
茶碗 李朝青井戸
古帛紗 撫子紋
茶入 瀬戸肩衝茶入 大野鈍阿造
仕覆 宝尽金襴
茶杓 五月雨 「星ひとつ見つけたる夜のうれしさは月にもまさる五月雨のそら」(小堀遠州)三代池田瓢阿造
水指 南蛮縄簾水指
薄器 蛍流水平棗 筑城筑良造
蓋置 色絵波頭蓋置 清閑寺窯造
建水 唐銅フエゴ 金谷淨雲造
水次 腰黒薬缶 古宇小品堂製
主菓子 緑雨 福壽堂秀信製(大阪)
菓子器 紫陽花高蒔絵重箱

茶碗 瀬戸麦藁手茶碗
替 古伊万里色絵福良雀に桐文抹茶碗
薄器 蛍流水平棗 筑城筑良造
茶杓 煙雨 「佳人傘を啓て茶杓を操すれば忽ち煙雨の中に馨る」成瀬宗巨造
干菓子 わり氷 村上製
干菓子器 乾山写絵変向皿 大野鈍阿造

皆様も五月晴れをお楽しみください。

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