『モード家の一夜』を観て

フランス映画『モード家の一夜』を観てきました。

エリック・ロメール監督の作品で6つの教訓話の第3作目に当たり、1969年公開されました。

『男と女』(1966年)にも主演しているジャン・ルイ=トランティニャンのスケジュールの都合で第4作目よりも後に公開されています。

大聖堂ノートル=ダム=ド=ラサンプション(被昇天聖母大聖堂)の塔が遠くからよく見えるクレルモン=フェランというフランス中央の都市が舞台となっています。

1968年の人口は約15万人でした。

劇中の登場人物達は、朝6時30分には起きて遠距離通勤し、会社の都合で転勤するいわゆるモーレツ社員のようです。

エンジニア、医師、教授、大学生という社会的に地位の高い人達が、カトリック、パスカルなどについて議論を交わします。

茶の湯も、為政者、得度者、豪商という社会的に地位の高い人達が長らく牽引してきましたが、議論を交わして理論の再構築をする必要があるのかもしれません。

6つの教訓話の教訓について帰納法によって導けると思われます。

皆様もご覧になってはいかがでしょうか。

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