棒編みによる七宝編み
茶箱点前で使われる振出には、網袋という仕覆のような保護袋で包まれていることがあり、見ていてとても可愛らしく思われます。
しかしながら、手持ちの振出や茶器に合う網袋を手に入れるのもなかなか容易ではありません。
そこで、棒編みで網袋のようなものを自分で製作することにしました。
まず、底の部分を丸編みで作り、それから、側面を七宝編みで成形してゆきました。
そして、上部は、長緒のようにしてみました。
小壺に対して網袋を作ってみましたが、黒檀の蓋を添えてみました。
丁度、長方形の板の黒檀が購入できたので、ガイド付きののこぎりで正八角形に切りそろえました。
これを、茶器とするか、振出とするかは、実際に使う場面によると思われます。
棒編みに関する本や動画を参考にして皆様も製作されてみてはいかがでしょうか。