牡丹華さく

本日は、七十二候 牡丹華です。

 

鮮やかな牡丹の大輪の花が咲く頃合いとなります。
牡丹は、別名、富貴草と言います。
とりわけ、中国では、花の王様として古くから、愛好されています。

 

「登科後」 孟郊

 

昔日齷齪不足誇
今朝放蕩思無涯
春風得意馬蹄疾
一日看尽長安花

 

(昔日の齷齪誇るに足らず、
今朝放蕩として思涯無し。
春風意を得て馬蹄疾し、
一日看尽くす長安の花。)

 

中国では、科挙に合格した者は、その日一日に限って貴族の各家の庭に咲く牡丹を自由に回ってみても良いという風習がありました。
孟郊は、46歳にしてようなく科挙に合格しましたが、長年の苦労が報われて晴れやかな心持ちで、長安の家々の牡丹を見ている、という内容の詩です。

 

また、探花とは、科挙の登第者で三席の者を指します。
唐代、進士及第の祝宴は探花宴と呼ばれ、合格者の中で最も若い者が探花使として、長安中を巡り、牡丹などを探し求めて取って披露する役を任されました。

 

それがいつしか、登第者の三席を探花と言うようになりました。

 

それでは、これから探花使として、牡丹を愛でに出掛けられてはいかがでしょうか。

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牡丹華さく” に対して1件のコメントがあります。

  1. camiseta より:

    I am so grateful for your article.

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