盛美庵コレクション 与謝野晶子　短冊「山百合のあまたの蕾水晶のごとかがやける水上の岩」

盛美庵コレクション 与謝野晶子　短冊「臘月のくると御寺のうしろ薮穂すゝきばかり雪かづくかな」

盛美庵コレクション 与謝野晶子　短冊「水仙花わが正月の爐をめでてほしもこもれるまのここちする」

盛美庵コレクション 与謝野晶子　短冊「かまくらや御仏なれど釈迦牟尼は美男におはす夏木立かな」

盛美庵コレクション 与謝野晶子　短冊「よそにして思ひしよりも冷たけれ砂丘のうえに一人坐れば」

盛美庵コレクション 与謝野晶子　短冊「一片の花の池水へ移るなり華清に浴を賜るごとく」

盛美庵コレクション 与謝野晶子　短冊「花ひとつ胸に開きて自らを　ほろばすばかり高き香をはく」

盛美庵コレクション 与謝野晶子　短冊「おさへたる赤きとんぼの羽ばたきぬ　恋かとおもふ手ざわりをして」

盛美庵コレクション 与謝野晶子　短冊「つゝましく冬のこころに手をのべぬ　ともに遊べと朝のあられは」

盛美庵コレクション 与謝野晶子　短冊「わが立てるみどりの山と大海のあさぎをつなぐ白き道かな」