2016年11月10日 / 最終更新日 : 2018年9月6日 sehbi-an 考察シリーズ 幕末の大名茶人・不昧公の考察 「子孫大切に致可き者也」とは、不昧公が嗣子である月潭に『雲州蔵帳』について遺戒したものです。 松平不昧(1751-1818 )は、名を治郷といい、1767年、松江藩7代藩主になりました。 治世の前半は藩政改革を実施して財 […]
2016年10月24日 / 最終更新日 : 2018年9月6日 sehbi-an 考察シリーズ 茶の湯に於ける感覚器官の考察 「美と云うものは常に生活の実際から発達するもので、暗い部屋に住むことを餘儀なくされたわれわれの先祖は、いつしか陰翳のうちに美を発見し、やがては美の目的に添うように陰翳を利用するに至った。事実、日本座敷の美は全く陰翳の濃淡 […]
2016年10月9日 / 最終更新日 : 2018年9月6日 sehbi-an 考察シリーズ 古瀬戸の系譜の考察 「小壷を焼ことは元祖藤四郎をもつて鼻祖とする。藤四郎本名加藤四郎左衛門といふ。藤四郎は上下をはぶきて呼たるなるべし。後堀河帝貞応二年、永平寺の開山道元禅師に随て入唐し、唐土に在る事五年、陶器の法を伝得て、安貞元年八月帰朝 […]
2016年9月24日 / 最終更新日 : 2018年9月6日 sehbi-an 考察シリーズ 理念の機能化・活性化の考察 「人の性は悪なり、その善なるものは偽なり」と、『荀子』性悪篇に書かれています。 バラモンは神職に就くが、やがてインドのカースト制の最上位として支配階級となっていきます。 共産主義は、生産力と人 […]
2016年9月10日 / 最終更新日 : 2018年9月6日 sehbi-an 考察シリーズ 廃藩後の益田鈍翁の存在意義の考察 「信實の卅六歌仙遂に切賣となる」とは、『東京朝日新聞』の大正8(1919)年12月21日付けの記事です。 再売り立ての佐竹本・三十六歌仙絵巻が高価すぎるために切断して切り売りすることになったのです。 実際の金額としては、 […]
2016年8月24日 / 最終更新日 : 2018年9月6日 sehbi-an 考察シリーズ 織部焼に潜む時代精神の考察 「ウス茶ノ時ハ、セト茶碗、ヒツミ候也。ヘウケモノ也」と、『宗湛日記』という博多の豪商・神谷宗湛(1553-1635)の日記は、織部焼が最初に登場する文献になります。 織部焼は、辻が花などと同様、舶来品や自由 […]
2016年8月9日 / 最終更新日 : 2018年9月6日 sehbi-an 考察シリーズ 茶の湯における走光性の考察 「まるで億万の蛍烏賊の火を一ぺんに化石させて、そら中に沈めたという工合、またダイアモンド会社で、ねだんがやすくならないために、わざと穫れないふりをして、かくして置いた金剛石を、誰かがいきなりひっくり返して、ばら撒いたとい […]
2016年7月9日 / 最終更新日 : 2018年9月6日 sehbi-an 考察シリーズ 室町期に於ける成立論的な考察 「夫れ、茶湯の起こりは、普光院殿・鹿苑院の御代より、唐物・絵讃等、歴々集まり畢んぬ。其の頃御同朋衆は善阿弥・毎阿弥なり。」『山上宗二記』 曹洞宗の道元の制定した茶礼は、『永平清規』によれば、喫茶、行茶、大座 […]
2016年6月24日 / 最終更新日 : 2018年9月6日 sehbi-an 考察シリーズ 歴史出来事の背後存在としての考察 「池田筑後守降参を致し、人質進上の間、御本陣芥川の城へ御人数打納れられ、五畿内隣国皆以て御下知に任せらる。松永弾正は我朝無双のつくもかみ進上申され、今井宗久是又隠れなき名物松嶋ノ壺、并に紹鴎茄子進献。」『信長公記』 &n […]
2016年6月9日 / 最終更新日 : 2018年9月6日 sehbi-an 考察シリーズ 和歌に寄せる茶人の意識論の考察 「やまと歌は人の心を種として、よろづの言の葉とぞなれりける。世の中にある人、事わざしげき物なれば、心に思ふ事を見る物きく物につけていひ出せるなり。」 『古今和歌集、序』 『南方録』の「覚書」には、侘び茶の理 […]