『パリのどこかで、あなたと』を観て

フランス映画『パリのどこかで、あなたと』を観てきました。

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近世以来の都会での孤独感と、現代の新自由主義の閉塞感が、スマートフォンなどの最新の機器を通じて交錯しているようです。

人と人は近くにいてもなかなか出逢う機会はないものです。

そのため、出逢いの尊さを再認識した方がよいと考えられます。

魚沼産コシヒカリはフランスでも食されていましたが、思想的にも日本で発達した禅が今の世界において何かしらの解決策をもたらすかもしれません。

歴史家のユヴァル・ノア・ハラリは、国家、宗教、そして、貨幣に代表されるように、世界は虚構であると主張しています。

確かに、0と1の2進法に変換されるデジタルの世界はまさに虚構に思われますが、デジタル機器はもはや現代人には不可欠になっています。

このような虚構の内にあっていかに幸福を実感するかが重要となります。

つまり、人々の交流の手段として、SNSやダンス以外に、禅の影響を帯びた茶の湯も役割を担うのではないでしょうか。

 

皆様もご覧になってはいかがでしょうか。

 

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