『男と女 人生最良の日々』を観て

本日は、フランス映画『男と女 人生最良の日々』を観てきました。

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この作品は、クロード・ルルーシュ監督によって製作されて1966年に公開された『男と女』の続編で、約50年後を描いています。

「たちきれぬ過去の想いに濡れながら 愛を求める永遠のさすらい ………その姿は男と女」というものが、『男と女』のキャッチコピーでしたが、その通りにまださすらっているようです。

1986年に公開された『男と女II』という20年後を描いた作品がありますが、本作品は人生の晩年に至っており、感慨深いものがあります。

私も彼らと共に齢を重ね、いい歳になりました。

本作品のように老いと向き合わなければならなくなる日が遠くはないということです。

茶の湯が慰めてくれるに違いありません。

ヴィクトル・ユゴーの言うように「最良の日々は、この先の人生に訪れる」ものです。

 

一連のルルーシュ作品で音楽を担当しているフランシス・レイは、2018年に亡くなりましたが、2013年にNHKFMで彼の特集をデジタル録音して聞いたのが、ついこの間のように感じます。

映画館に向かう道中、ウォークマンで彼の音楽を聞きながら忍んでいました。

 

さて、当庵はカルチャーを発信する場、そして、共有する場として、茶の湯以外にも文化的な、また、学問的なことにも触れていきたいと思います。

 

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