『澤庵和尚全集』を借りて

先日、たまに茶会で墨跡などが掛かることのある沢庵和尚の作品を集めた『澤庵和尚全集』の第1巻から第3巻までを図書館で借りてきました。

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これは、細川家に伝わる澤庵和尚の書を元に編纂されたものです。

沢庵宗彭は、天正元年(1573年)に生まれ、正保2年(1646年)に没した臨済宗の僧です。

書画、詩歌、茶の湯に通じ、多くの文化人と交流を持っていました。

そして、茶会で墨蹟を贋作と見破ったり、紫衣事件に関わったりなど、ユニークな個性を持っていた人物のようです。

 

第3巻に道具詩歌という連作が載っており、囲炉裏、五徳、風炉、台子、火箸、袋棚などの道具の名称を和歌の中に忍ばせるという技巧的な作品を残しています。

それ以外にも、多くの和歌を残しています。

 

それでは、皆様の沢庵和尚の作品を楽しまれてはいかがでしょうか。

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