桜始めて開く

七十二候 春分 次候 桜始めて開く

 

日本人にとって桜の花は、格別の感慨があります。
日本人としてのアイデンティティーを意識させられます。
また、海外で、一面の桜の絨毯の美しさに匹敵するものがないようで、外国の方でも日本の桜は特別なものになりつつあるようで、わざわざ桜の花を見るために訪日する方も少なくありません。

 

季節と密接な関係のある茶の湯にとっても桜は特別な存在です。
茶道具やお菓子の意匠の題材として取り上げられるだけでなく、茶会や茶事の趣向としても重要なテーマとなります。

 

お茶をすくう茶杓と呼ばれる匙には、それぞれ名前が付けられています。
それを銘といいますが、桜に関連した銘がたくさんあるのです。

 

「初桜」、「初花」、「花だより」、「吉野」、「吉野山」、「花の宿」、
「花の宴」、「花衣」、「花明」、「八重桜」、「山桜」、「夜桜」、
「おそ桜」、「花吹雪」、「花筏」、「花散里」、「葉桜」、など

 

実に多くの銘があることが分かります。
それも、桜の咲き始めから、散ったあとまで、一連の有様を優雅に言い表しています。
まさにウィットに富んでいます。

 

今年の春も、桜見に出掛けてみてはいかがでしょうか。
風情あふれる桜の姿に間違いなく魅了されることでしょう。

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