微風吹幽松
微風吹幽松(微風幽松を吹く)

微風が松林の間をさらさらと吹いている様です。
この微風が松林を抜ける音が心地よいのです。
寒山詩から取られている文言です。
寒山は山中に隠棲して、天台山国清寺に出入しては、この寺の食事係であった拾得と交際し、彼からおこぼれ物を頂戴して食べていました。
国清寺の僧である豊干は拾得を文字通り拾って養育していました。
欲得安身處
山可長保
微風吹幽松
近聴声愈好
下有班白人
喃喃読黄老
十年帰不得
忘却来時道
(安身の処を得んと欲せば
寒山長(とこしなえ)に保つべし
微風幽松を吹く
近く聴けば声愈好し
下に班白の人有り
喃喃(なんなん)として黄老を読む
十年帰る事を得れば
来時の道を忘却す)
非常に浮き世離れした生き方に憧れますね。



