開門多落葉
開門落葉多(もんをひらけばらくようおおし)

聴雨寒更盡(あめをきいてかんこうつく)と対句になっています。
雨音を聴いて夜を過ごしていましたが、翌朝、門を開いてみると、落ち葉が一面に落ちていました。
昨晩、雨かと思っていた音は、実は葉の落ちる音だったのです。
実に詩的な叙景を表しています。
しかし、自ら門を開けなければ、この叙景に接することはなかったのです。
つまり、行動しなければ得られないものがあるということです。
出典は以下の漢詩になります。
『全唐詩』、「秋寄從兄賈島」、無可上人
暝虫喧暮色
默思坐西林
聽雨寒更徹
開門落葉深
昔因京邑病
并起洞庭心
亦是吾兄事
遲回共至今
(暝虫、暮色ニ喧シク
默思シテ西林ニ坐ス
雨ヲ聽イテ寒更徹シ
門ヲ開ケバ落葉深シ
昔、京邑ノ病ニ因リテ
并ビニ洞庭心ヲ起コス
亦是、吾兄ノ事
遲回シテ共ニ今ニ至ル) とはいうものの、朝に門を開けたら一晩で落葉が一面に広がっていたら驚きですね

