赤ちゃんの食物アレルギーが心配です

お悩み確認

 大事な赤ちゃんが食物アレルギーになるのが心配です、というようにお悩みの方がいらっしゃるようですので、その悩みを解消したいと思います。

生体防御機構が未発達の赤ちゃん

 生まれてまだ年月の経っていない赤ちゃんは、成人と比べるとはるかに未発達な面が多くあります。その顕著なものとして、生体防御機構が挙げられます。
 ヒトの持つ生体防御機構には、物理的なもの、および、生化学的なものに大別されます。

 物理的なものとして、皮膚にある表皮や真皮が外部からの異物の侵入をバリアーとして防ぎます。しかしながら、赤ちゃんの皮膚は、まだ発達段階であって非常にデリケートです。つまり、表皮や真皮が密なタイトの状態でなはなく、隙間のあいているルースな状態であるので、ここから異物の侵入を許してしまうのです。
 その結果、異物をアレルゲン(抗原)とする接触性皮膚炎のような皮膚アレルギー反応が多発することになります。

 生化学的なものとして、免疫機構が完全は機能していません。アレルゲンに対して過剰な反応を示したり、逆に、任意のアレルゲンに対して反応しないという免疫寛容が未獲得であったりということが見られます。
 実際、赤ちゃんは大人よりもアレルギーを起こす頻度が高くなっています。それでも、加齢につれて、ある種のアレルギー反応の症状が軽減されていくことが多いです。

 従って、生体防御が発達中の赤ちゃんに対して、アレルギーが起こらないような対策を施すことは、とても重要なことです。

食物アレルギーとは

 赤ちゃんは、生体防御機構だけではなく、消化機構も未発達です。すなわち、消化酵素の分泌や、腸の蠕動運動が充分ではないため、タンパク質がよく消化されず、こまかいペプチドとならずに比較的大きなペプチドとして吸収されます。
 そして、一般的に、比較的大きなペプチドは、アレルゲンとして生体に認識されてしまうことがあるのです。更に、赤ちゃんでは免疫寛容が不充分です。
 そのため、この大きなペプチドが、赤ちゃんに対してアレルゲンとなり、アレルギー反応を引き起こすのです。これが、食物アレルギーと呼ばれるものです。

赤ちゃんにおける食物アレルギーの症状

 かゆみ、発疹、蕁麻疹、嘔吐、咳などの症状が食物アレルギーに見られます。重篤な場合は、アナフィラキシーショックという全身におけるもので、命に関わる場合もあります。
 そのため、食物アレルギーは注意する必要があります。しかし、生きて行くには不可欠である食べ物が原因である点が難点であると言えます。

ジョイントマットという敷物

 昨今、赤ちゃんや高齢者のいる家庭で人気となっている敷物に、ジョイントマットがあります。これは、EVA(ethylene vinylacetate copolymer)やPE(polyethylene)という柔らかめの樹脂で造られています。
 それにより、クッション性を備えており、転倒した際の衝撃が軽減され、打撲や外傷などの怪我が起こるリスクが低減されます。
 そのため、ジョイントマットを固いフローリングの上に敷いて使われるのです。
 また、断熱性があるので、冬の冷たい床の冷たさを遮断します。

赤ちゃんが囓っても平気なジョイントマット

 ジョイントマットは、巨大な高分子であるEVAやPEから構成されています。あまりに大きい分子は、アレルゲンとはならないことがほとんどです。
 従って、EVAやPEは、アレルゲンとなることはないと考えられます。つまり、ジョイントマットの端を赤ちゃんが囓って飲み込んでしまっても、食物アレルギーが起こることはほぼないと思われます。
 このため、転倒による事故防止、そして、寒さ対策に敷いたジョイントマットは、食物アレルギー対策にもなっていたのです。

食物アレルギーを未然に防ぐ対処法

 抜本的な食物アレルギーの対策としては、その原因としてよく知られている食品を食べないことです。それにより、アレルゲンとの接触が断ち切られることになります。これを、食物除去療法と呼びます。
 一般的によく知られた食物アレルギーを引き起こすものとして、赤ちゃんに関しては、鶏卵、牛乳、小麦、大豆、魚卵、魚類などがあります。
 そして、原因となる食品を特定することが肝要となります。しかし、赤ちゃんに対してアレルゲンを特定するための検査は負担となりますので、医師と相談して対応するようにしてください。

 食物アレルギーも免疫寛容の獲得によって症状が徐々に緩和していきます。それ故、あまり深刻になることもないと言えます。

まとめ

 以上より、赤ちゃんは、免疫機構が発達段階であるので、食品をアレルゲンとする食品アレルギーを引き起こすことが多いです。そして、食品以外にも、赤ちゃんが口に物を入れて起こる食物アレルギーも心配です。
 しかしながら、転倒の怪我予防、寒さ対策で敷かれるジョイントマットは、EVAやPEというアレルゲンになりにくい物質でできているので、ジョイントマットの誤飲による食物アレルギーのリスクはほとんどありません。
 それでは、ジョイントマットを敷いて、赤ちゃんに快適な環境を整えてみてください。


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