新築のフローリングの傷が精神的に耐えられません、という悩みにジョイントマット

■新築のフローリングの傷が精神的に耐えられません、という悩みにジョイントマット■

▪お悩み確認▪

新しく設えたフローリングに傷が付くことが我慢できない、というお悩みを持った方がいらっしゃるようですので、その悩みを解消したいと思います。

▪昨今の住宅のトレンド▪

日本人のライフスタイルが以前とは変化してきて、西洋風になってきています。つまり、江戸間、京間、団地間という広さのあった畳の敷かれた和室が、今の住宅からなくなっています。

逆に、椅子、テーブル、ソファ、ベッドなどの家具が日常的に使われるようになりました。その結果、床材として、フローリングが採択される住宅がほとんどを占めるようになっています。

また、土地の面積が限られていて、家を建てる土地の形状がさまざまなため、そこに建てる家の間取りも同じものがないと言っても過言ではありません。

従って、各部屋の床に敷かれたフローリングの形状も異なることになります。そして、この限られたスペースに、家具や電化製品などをどう配置するのかも重要となります。

▪高額な新築マイホームのフローリングの傷▪

人は高額で新しく購入したものが傷つくことを嫌う性分です。特にお気に入りのものであれば、ちょっとした傷でも心が穏やかではありません。その例として、新車や新しい革のバッグを挙げてみれば頷かれる方も多いのはないかと思います。

そして、傷が付くことが厭われるものの別の代表として、新築のフローリングがあります。新築の家やマンション1戸の価格は、少なくとも数千万円します。住宅にある床のほぼ全てがフローリング仕様となっていると思われます。そのため、広さから確率的に傷が付く可能性も高く、また、新しい故にフローリングに傷が付くと目立ちます。

こうしてできたフローリングの傷が目に付くと、やはり気になってしまいます。神経質な人は、その傷の存在が許せないというかもしれません。

従って、新築の住宅が、いわゆる生が抜けて古びてくるまで、フローリングを始め、家の随所に傷が付かないような対策を施すことが、心の安寧のために重要と言えるでしょう。

ここでは、フローリングの傷付き防止の方法の1つとして、ジョイントマットに関して検証してみたいと思います。

▪ジョイントマットという敷物▪

目下、特に赤ちゃんのいる家庭などにおいて、よく敷かれているものとしてジョイントマットが挙げられます。これは、歩き始めた赤ちゃんが転倒しても怪我をしないように、そして、赤ちゃんを長時間寝かしつけておいてもよいように、クッション性のあるジョイントマットが堅くて冬は冷たいフローリングの上に敷かれているのです。

このような柔軟性と断熱性は、ジョイントマットに使われている原料として、EVA（ethylene vinylacetate copolymer）やPE（polyethylene）という軟らかい樹脂が用いられていることに起因しています。それ以外にも、遮音性、撥水性、撥油性などの特徴があります。

また、ジョイント式であるので、部屋の形状に合わせてジョイントマットを自在に敷き詰めることが可能となっています。これは、絨毯にはない優れた特性です。

このように、実にジョイントマットが機能性に溢れたものであるかが理解されます。