ジョイントマットの清掃・メンテナンスの方法

定番となっているジョイントマットの特徴

 フローリングが傷つくのを防いだり、冷たさを遮断したり、転倒の怪我を防止したりするためなどに、床にジョイントマットを敷き詰める家庭は多いと思います。
 このジョイントマットですが、EVA(ethylene vinylacetate copolymer)、ないしは、PE(polyethylene)という柔軟性のある樹脂を原料としています。そのため、断熱性、防音性、弾力性、撥水性、撥油性などが優れています。
 このようにジョイントマットはとても機能的なのです。

ジョイントマットを敷くのに適した場所

 ジョイントマットを敷くのに適した場所として、まず大事なことは平らであることです。そして、変形や劣化を防ぐために、紫外線を含んでいる直射日光の当たる場所は避けた方がよいでしょう。
 それから、カビの発生を防ぐためにも湿気に富むところには敷かないことです。カビの放出する胞子はハウスダストとしてアレルギー反応の原因となるアレルゲン(抗原)となります。そのため、健康的であるためにもカビは注意しなければいけません。
 「やさしいコルクマット」は耐熱温度が70ºCなので、床暖房やホットカーペットに対応しています。しかし、ストーブの直ぐ前のような場所に敷くと、熱で変形する可能性があります。
 これらに注意してジョイントマットを敷いていただければ、マットを長期間に渡って使うことができます。

ジョイントマットの日常的な掃除の仕方

 カーペット、絨毯、ラグのように毛のある敷物に比べれば、掃除は極めて容易であると言えます。表面がやや滑らかで、撥水・撥油加工となっているので、汚れてしまったら、水を絞った布で拭けば、大概、汚れを落とすことができます。
 そして、日常的には、掃除機やほうきでほこりなどのごみを取り除けばよいのです。従って、ジョイントマットの清掃は、随分と楽であると考えられます。

 また、転結部のギザギザしたところの凹みにごみが溜まることがありますので、併売されているサイドパーツを使うことで、この凹凸はなくなります。その結果、更に衛生的な環境になるのです。
 ごみの中にはダニの餌となる髪の毛や垢などが含まれていますので、こまめに掃除をすることで、餌、及び、ダニ自体も除去できるため、ダニによるアレルギー反応の惹起を防げるのです。

ジョイントマットの上に液体をこぼした場合

 何かを飲んでいたりして、ふとしことで床にこぼしてしまうことは誰しもあることです。その際、ジョイントマットの上に液体をこぼした場合は注意が必要になります。
 大判ラージサイズのジョイントマットであれば、1枚のピースの範囲内で液体の広がりが収まるかもしれません。しかし、たとえ、このラージサイズでも隣のピースとの連結部に液体が入り込んでしまうことは多々あると考えられます。
 このようにジョイントが濡れてしまうと、結合部を通り道にして液体が毛細管現象でジョイントの裏側に回ってしまうのです。そして、裏側が濡れた状態で放置しておくと、やがてカビが生えてしまうことになります。カビが生えるとアレルギー反応が起こる可能性があるので、ジョイントマットの裏側でカビが発生するのは防止しなければいけません。

 そのため、液体をこぼしてしまった際には、こぼれた箇所周辺のジョイントマットの連結部分を外して、マットをあげてください。そして、床、及び、外したジョイントマットを拭いて乾燥させてください。充分乾燥したら、外したマットを戻してください。
 ジョイントマットは、バスマットと同じ原料であるEVAからできているので、スープのようにやや粘性があって拭き取りにくい場合は、ジョイントマット自体を水洗いしても構いません。水洗いした後は、きちんと乾燥させてから、元の位置にはめ込んでください。

汚れが取れなかったり、傷んだりしたときの対応

 ジョイントマットを床に敷いて使っているうちに、落ちない汚れが付いたり、摩耗によって劣化したりしてしまうことはあります。
 ジョイントマットは、1枚の繋がりのある敷物ではないため、問題のあるシートのみを外して、新しいジョイントマットと交換すれば済むのです。何と楽に問題を解決することができるのでしょう。これは、ジョイント式という仕様であることに起因しています。
 本当にジョイントマットは優れた敷物であることを実感させられます。

定期的なメンテナンスの実行

 とても優れたジョイントマットは、固形の樹脂製あるため、掃除がとても容易になっています。しかし、それに甘んじていると、思い掛けない事態になることもあるかもしれません。そのため、時々、ジョイントマットを上げてみて、カビの発生、ダニの発生、ほこりの溜まり、結露の跡などがないか確認することも必要です。
 是非、実行してみてください。とはいうものの、なかなか続かないと思われますので、期日を決めて定期的に行うとよいと思われます。

まとめ

 以上より、ジョイントマットは清掃やメンテナンスが比較的容易な敷物です。掃除機や箒で通常はほこりを取ってください。そして、液体をこぼした際は、ジョイントマットを外して、マットと床の液体を拭いて、しばらく放置して充分に乾燥させて、カビの発生を防ぐようにしてください。
 それでは、ジョイントマットをきちんと掃除・メンテナンスして、快適なマットライフをお楽しみください。


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