浮いてくるジョイントマットはどうすれば その対策とおすすめの対処法

joint-of-joint-mat■浮いてくるジョイントマットはどうすれば その対策とおすすめの対処法■

▪お悩み確認▪

ジョイントマットのつなぎ目が浮いてきて困る、というお悩みを持った方がいらっしゃるようですので、その悩みを解消したいと思います。

 

▪ジョイントマットという敷物

フローリング生活が当たり前となっている現代生活において、堅くて滑り易いフローリングのデメリットを克服するための敷物として、ジョイントマットは用いられています。

軟らかいために、転倒の衝撃を吸収したり、足音を遮断したりするように、室内生活において、あると便利なアイテムとなっています。

 

ジョイント式となっているため、個々のマットの着脱が容易となり、自由自在に敷き詰めることが可能となっています。

ところが、このように優れたジョイント構造が、浮き上がったりするなどの問題が起こることがあります。

そこで、ここではその対処法について考えてみたいと思います。

 

▪素材には

ジョイントマットの素材として、EVA(ethylene vinylacetate copolymer)やPE(polyethylene)という樹脂が用いられています。

EVAは、エチレンと酢酸ビニルからできている高分子化合物で、バスマットやビーチサンダルの素材としても使われています。

また、PEはエチレンからできている高分子化合物で、樹脂の中では安価な方に属するため、袋や容器など、多くの用途に用いられています。

 

▪ジョイント部が浮いてくる問題

ジョイントマットの連結部分が浮いてくる原因には幾つか考えられます。

 

樹脂でできているジョイントマットは紫外線などで樹脂が劣化して浮き上がってくることがあります。但し、EVAやPEの合成方法で、紫外線に対する耐光性が異なってきます。

また、薄手のジョイントマットであるため、強度がなくて端となる連結部分が浮いてきてしまうことがあります。

何かの具合で折れ癖が付いてしまって浮き上がった状態となっていることもあります。

そして、敷き詰めた際の全体のサイズがやや大きくて収まりきらずに浮き上がってしまうこともあります。

それから、平らなところに敷いていないために、床の凹凸によって浮き上がってしまうこともあります。

 

このように浮いてきてしまったジョイントマットをそのままにしておくと、足が引っ掛かって転倒することにもなりかねません。

それに、冬場の冷たいフローリングの冷気がその隙間から室内に伝わってくることにもなります。

そのため、直ぐにでも、ジョイントマットの端部の浮き対策を講じる必要があるのです。

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▪浮いてきてしまったジョイントマットの対処法

劣化によって浮き上がってくる場合は、その部分だけ、新しいジョイントマットと交換することが有効です。

また、応急措置としては、裏側からテープを貼って留めることで、反り返らないようにすることができます。しかし、これだと取り外せなくなるため、メンテナンスの面で支障があります。

狭いところに無理矢理入れ込んでいる場合は、そこに収まるように端をカットすることで丁度良いサイズとなり、浮きの問題は解消されます。ジョイントマットは切ることが容易であるため、敷く際の自由度が増しているのです。

それから、基本的に、平らなところにジョイントマットを敷くようにします。

 

ジョイントマットの端のギザギザ部分がそのままであると、出っ張り部分がやはり浮き上がってくることになる可能性が高くなります。

これを避けるために、対応するサイドパーツが造られているため、これをはめることでギザギザ部分がなくなります。

この状態は、物理的に強固になるだけではなく、凹みにホコリなどのごみが溜まることもなくなります。

 

▪浮いてこない厚手のジョイントマットの採用

薄手のジョイントマットは、負荷が掛かると変形してしまい、浮き上がってくることがあります。

そこで、厚手のものにすれば、それだけ頑丈になるため、負荷に対して抵抗力が増して浮き上がってこなくなります。

 

また、厚手であるため、弾力性も増しているため、転倒の衝撃がより緩和されることになります。

更に、厚手でもラージサイズになれば、尚更、浮き上がってくる危険性が低減します。

例えば、大判60 cm、厚手20 mmという仕様のEVA製のジョイントマットが販売されています。20 mmの厚さがあれば、故意に曲げるのも容易ではありません。これに対応する従来品は厚さが10 mmであるので、いかに厚くなっているかが理解されます。

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▪まとめ

以上より、ジョイントマットが浮いてくる問題は、薄手や廉価のものを使っていることが端的な原因と考えられます。

そのため、劣化したり、折れ癖が付いたり、強度がなかったりして、浮いてくると考えられます。その対処としては、裏側からテープで留めることが挙げられますが、これではジョイントマットを外すことができなくなり、メンテナンスが困難です。

そこで、新しいものと交換したり、丈夫な厚手のラージサイズのジョイントマットに乗り換えたりすることが賢明となります。

それでは、浮いてこないような対策を施すか、厚手のジョイントマットを購入して、快適な室内空間を創出してください。


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