木目調という天然志向のジョイントマット　そのメリットと効能に関して

■木目調という天然志向のジョイントマット　そのメリットと効能に関して■

▪ストレス社会での癒しの必要性▪

現代は、ストレス社会とも言われます。日本は、高度成長期が終わり、低成長時代に入っています。以前のように右肩上がりの経済ではないため、何かと不自由を感じざるを得ない場面が多々生じてきているようです。また、ITの進展で、変化や進歩のスピードが上がっていることは、紛れもない事実で、これに付いていけない人が少なからず存在しているようです。

これ以外にもさまざまな原因があると思われますが、結果としては、世の中にストレスを抱いている人が蔓延していると考えられます。

厚生労働省が行った「平成25年　国民生活基礎調査の概況」によれば、12歳以上において、日常生活でストレスのある人が48.1%、それがない人が50.6%となっています。性別に関しては、男43.5％、女52.2％がストレスを持っていて、年齢的には男女ともに40-49歳が最もストレスを感じている割合が高いという結果が出されています。

従って、国民の半数が、何かしらのストレスを抱えていることが分かりました。それ故、これが進展して、こころの病にならないような心掛けが必要となります。

ここでは、その一助となる施策を考えてみたいと思います。

▪自然からの癒やし▪

日本は、自然豊かな国土であり、四季のもたらす折々の変化は情緒をとても豊かにしてくれます。そして、古来、科学の発達していない時代において、自然現象はまったく不可思議なもので、人々は自然に畏怖の念を持っていました。それと同時に、豊穣の恵みをもたらしてくれる自然に母なる大地としての感謝の気持ちを抱いていました。

つまり、日本人は、自然に対して特別な思いを持っていて、安らぎを感じるのです。

従って、家の中に自然を感じられるものが存在するということは、とても癒されることになるのです。それ故、積極的に、自然を感じられるものを室内に取り入れることは、ストレスに悩まされている現在人にとって大事なことではないでしょうか。

▪ジョイントマットという敷物▪

最近人気となっている敷物としてジョイントマットが注目されています。これは、EVA（ethylene vinylacetate copolymer）やPE（polyethylene）という軟らかい樹脂で造られているため、弾力性があるとともに、断熱性や遮音性も兼ね備えています。

また、撥水性と撥油性という性質もあるので、湿気を通さず、カビが生えにくくなっています。そして、表面が平らなので、ダニが隠れ住むこともできません。従って、衛生的に優れているのです。

そのため、赤ちゃんがいる家庭では、長時間、その上に寝かしつけておくのに適しています。つまり、軟らかくて、防寒性があって、衛生的であるので、デリケートな赤ちゃんに持ってこいの敷物なのです。

それ以外の家庭でも、冬のフローリングの冷たさ、フローリングの堅さや滑りやすさ、階下への音漏れなどの問題を解消するために、ジョイントマットが使われています。

このように、ジョイントマットには選ばれるだけの理由があるのです。主に、機能性や実利性に主眼が置かれていますが、視角的な効果もあるのです。