足腰の弱った老いた両親が介護施設で転倒して床に頭をぶつけたりしないか心配です、というお悩みを持った方がいらっしゃるようですので、その悩みを解消したいと思います。
老人ホームや介護施設は、民間が運営するものである有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、認知症高齢者グループホームがあります。更に、地方公共団体や社会福祉法人が運営するものである特別養護老人ホーム、養護老人ホーム、軽費老人ホームがあります。
実に、いろいろな種類があり、そして、入居型や在宅型、介護保険施設か否か、など多岐に渡っています。
そのため、利用するに当たっては、後々、後悔することのないように充分に調べる必要があります。
ところで、老人ホームや介護施設での高齢者の転倒が問題となっているようです。そのため、転倒の対策を講じる必要があるのです。
高齢化に伴い、身体能力が衰えてくることも、転倒の原因になります。つまり、平衡感覚の低下、筋力低下、視力障害などが挙げられます。
また、認知症になっている場合には転倒のリスクも高くなっています。
そして、多くの高齢者は、多剤の薬を服用しているため、その副作用として、めまいなどが起こることもあり、これも転倒の原因になっています。
若いときのようには、体が動いてはくれないということを予め認識しておき、無理のない動作を心掛ける必要があります。
高齢者が転倒する原因として、環境的・物理的なものがあります。つまり、滑り易い床、床を這うコード、躓く物の存在、ぶつかってしまう物の存在などが挙げられます。
これらのものは、コードをまとめるなど、対策を取ることで転倒を防ぐことができます。
介護施設のように高齢者が入居することが前提となっている場所では、建物の設計段階で何かしらの対策を講じておくことができると考えられます。
高齢者が転倒した場合、転倒だけで済むとは限りません。2次的な事故として、骨折、打撲、頭部外傷が起こり易くなっています。
骨折し易くなっているのは、骨粗鬆症によって骨がもろくなっているからです。
大腿骨頚部骨折が最も多く起きており、足の付け根の骨が折れてしまうものです。それ以外には、手の骨折である橈骨遠位端骨折、肩の骨折である上腕骨近端骨折、腰の骨折である腰椎圧迫骨折も転倒によってよく高齢者に起こる骨折です。
従って、常日頃から骨を丈夫にしておくことが肝要と思われます。
それから、打撲や頭部外傷にも気を付ける必要があります。
最近、一般家屋において人気となっている敷物が、コルクマットです。これは、エチレン酢酸ビニルコポリマー(EVA)という柔らかい樹脂でできた土台の上に、天然素材であるコルクを貼り付けたものです。
そのため、クッション性のある敷物となっています。それだけではなく、防寒、防音などの用途で使われています。
また、通常、ジョイント式となっていますので、部屋の形状に合わせて、個々のピースを繋ぎ合わせることができ、とてもフレキシブルとなっています。
コルクマットは、柔軟性に富んだ素材で造られているので、転倒した際の衝撃を吸収します。それ故、転倒による怪我の起こるリスクが低減されます。つまり、膝や頭の衝撃が減弱されることになります。
従って、コルクマットを介護施設で導入することは、転倒による事故のリスク低減に繋がります。とはいうものの、骨粗鬆症などの身体的な問題があるので、コルクマットによって全く事故がなくせるかというと必ずしもそうとは言えないと思われます。
しかし、コルクマットがない場合と比較して、それがあったときの方が転倒による怪我の度合いが抑えられるということは理解していただけるのではないでしょうか。
実際問題として、介護施設で起こった転倒事故の責任や保証に関しては、深刻となっています。
入居する際の契約書には、免責の旨が明記されている場合もあります。
それから、福岡地方裁判所平成15年8月27日判決では、通所介護サービスを受けていた高齢者が昼寝から覚めて静養室入り口の段差から転倒したことに対して、監視が不十分として介護施設の責務不履行を認め、慰謝料合計470万円の支払いを命じました。
福祉関係の仕事に就業する人が減っていたり、また、長続きしなかったりという現状において、介護施設での事故という問題は切実なものとなっています。
以上より、老人ホームや介護施設では高齢者の転倒事故が問題となっています。骨粗鬆症や平衡感覚低下など、身体的な理由で骨折や打撲などが起こっています。
コルクマットは柔軟性を備えているため、転倒時の衝撃を吸収することができるため、怪我の度合いを低減させることが期待されます。
それでは、コルクマットを老人ホームや介護施設でも導入して、怪我のない毎日をお過ごしください。
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