冬の光熱費を何とか抑えたいです

お悩み確認

 冬の光熱費がかかるので、どうにかして抑えられないかとお考えの方がいらっしゃるようですので、その悩みを解消したいと思います。

冬の光熱費の傾向と、その対策の必要性

 冬の光熱費は、夏よりも多く費用がかかっています。
 総務省統計局の家計ミニトピックス「冬の光熱費」(平成25年2月)によれば、平成17-19 年平均の光熱費の月別支出金額は、冬は夏の倍近い光熱費がかかっていることが示されています。1-3月は最も光熱費がかかる時期となっています。ですので、冬場の光熱費を抑えることは家計にとってとても大事なことであると考えられます。
年間を通して、電気代が光熱費の中で一番多くなっています。各項目のピークを見ると、電気代とガス代が1-3月に、灯油代が12-2月に多くなっています。
 また、平成1-20年において、年々、冬場の電気代の金額が増えてきていることが明示されています。他方、ガス代と灯油代は横ばいになっています。
 従って、光熱費の中で最も割合の高い電気代の抑制が効果的であると言えます。

 平成20年の冬の光熱費の地方別支出金額を見ると、北海道、東北地方、北陸地方が多くなっていますが、灯油代も多くなっています。とりわけ、北海道は、半分以上が灯油代となっています。寒冷地では、灯油が暖を取るのに必須となっていることが分かります。

 太陽光パネルを家の屋根に設置している家庭は、発電した電気を自宅で使用して余った電気を買い取ってもらう契約になっていると思います。しかし、冬期の発電は、思いのほか、少ないので、電気の自己使用もそれほどまかなえず、購入している電気と相殺することはあまりできません。従って、光熱費を抑えるのであれば、使用する電気などの節約が必要となります。

冬の光熱費の内訳

 総務省統計局の家計ミニトピックス「光熱費及び暖房器具への支出」(平成25年1月)によれば、平成23年(2011年)における全国平均の光熱費の支出金額の内訳は、電気代が56.8%、ガス代が32.3%、灯油が10.7%、石炭・木炭が0.2%となっています。このように、光熱費の占める中で、電気代が最大になっています。
 また、平成23年における地方別光熱費の年間支出金額をみると、電気代は、北陸地方と四国地方で多いのに対して、関東地方と九州地方では少なくなっています。ガス代は、東海地方で最も多く、逆に、北海道では最も少なくなっています。他方、寒冷地である北海道、東北地方、北陸地方では、灯油代が最も多高く、近畿地方と沖縄地方が最も少なくなっています。

 そして、寒冷地では、ストーブ・温風ヒーターの購入が多い傾向があることが分かりました。県庁所在地において、青森市、長野市、盛岡市、新潟市、山形市が全国の最上位5都市になっています。それに対して、那覇市、福岡市、札幌市、長崎市、宮崎市が全国の最下位5都市になりますが、温暖な地域の都市が名を連ねる中で寒冷地の札幌市が下位にいるのは不思議です。

暖房器具のコストと耐久年数

 更に、独立行政法人国民生活センターの商品テスト結果「暖房器具の安全性等」(平成14 年9 月6 日)で、1ヶ月の暖房費用は、石油ファンヒーターが約1,800円で、エアコンが約2,000円であるのに対して、快適な温度設定での電気ヒーター式床暖房が約6,500円でした。耐用年数が、石油ファンヒーターとエアコンが約10年と想定されるのに対して、電気ヒーター式床暖房は約30年と想定されます。
 しかしながら、電気ヒーター式床暖房の設置費用は、評価した機器のメーカー希望小売価格では約45万円であり、石油ファンヒーターのメーカー希望小売価格の約6万円に比べれば、高いものと言えるのではないでしょうか。
 このデータを見ると、他の暖房機器と比較した場合、電気ヒーター式床暖房は庶民にとって導入も使用も家計には厳しいかもしれません。

 データとしては、古くものですが、現在でも参考になる数値と考えられます。暖房器具の性能が日々向上していますので、消費電力が低くなっていたり、装置の価格が下がってきて設置費用などの初期費用が安くなっていたりしていることが想定されます。ですので、気になる機器に関してはメーカーのパンフレットなどを参照したり、業者に聞いたりして比較されることをおすすめします。

コルクマットなどには光熱費は発生せず

 さて、各種暖房器具は電気や燃料を必要としますが、断熱性を示すコルクマットをフローリングに敷くことで、冬場の床の冷たさを防ぐことができ、これには電気代やガス代などはかかりません。まさに、エコロジーに適った製品です。
 このコルクマットと暖房器具を併用することで、冬の電気代は節約することができると思われます。その際、電気代の比較的かからないエアコン、こたつ、電気カーペットがよいと考えられますが、こたつをコルクマットの上に置く場合、こたつ用マットのような敷物をこたつの下に敷いて、目盛りを強にせずに使用することが推奨されます。
 更に、アルミニウム製の断熱シートをコルクマットとこたつ用マットの間に挟んで使った方が事故のリスクが低くなります。同様に、コルクマットと電気カーペットの間にもアルミニウム製の断熱シートを挟んだ方が賢明です。

 それから、室内に忍び寄る冷気は、窓からもたらせる割合が高いので、ペアガラスの窓にしたり、結露防止シートは窓ガラスに貼ったりする他、カーテンを閉めることでも、有効な対策になります。
 室内にあっても、厚着もまた有効な方法です。

まとめ

 以上より、年々増加傾向にある冬の電気代を抑えるために、電気を使わずに単に物理的に床下の底冷えを遮断するコルクマットは、とても魅力的なアイテムであるとことが分かりました。
 ただ、暖房器具を組み合わせて使用する場合、相性を考慮しなければいけません。


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