コルクマットを敷いて床暖房を使っても大丈夫?

疑問確認

 コルクマットを床に敷いた状態で、床暖房を使って、コルクマットが熱で変形したり、融解したりするのではないかという懸念を持っている方がいらっしゃるので、それに答えたいと思います。

起承転結の結

 まず、結論を述べますが、床暖房の熱でコルクマットが変形する危惧はあまりないように考えられます。但し、コルクマットは防寒対策にも使われますように断熱性が優れています。そのため、フローリングとコルクマットの間に熱が籠もることで床材が乾燥していまい、ひびが入ることがあります。ですので、両者の併用を避けることを強く推奨します。

 赤ちゃんの転倒による怪我や、物の落下や転倒による傷を防ぐために、どうしてもコルクマットをフローリングに敷きたいのでしたら、床暖房のスイッチを入れないか、赤ちゃんの成長するまのでの期間限定にするか、などの対応が必要になります。しかし、高額な初期費用を投じて導入した床暖房を使わないのはもったいないことです。

床暖房システムの方式

 さて、床暖房のシステムには、大別して2種類あり、電気ヒーター式と温水循環式になります。電気ヒーター式の熱源の燃料は電気で、発熱体に通電して放熱します。発電機が必要ないので設置費用が抑えられますが、ランニングコストは割高です。
 他方、温水循環式の熱源は電気、ガス、電気とガスのハイブリッド、灯油で、加温した温水を循環させて放熱します。設置費用がやや割高ですが、ランニングコストが安くなっています。
 導入に当たっては、一度設置するとなかなか交換できないものですので、設置費用、ランニングコスト、耐久性、安全性、保証期間などを考慮していただきたいと思います。

床暖房の不完全な熱放散による亀裂

 床暖房を導入している家屋のほとんどは、確かに専用のカーペットや畳などが開発されているようですが、そのシステムの上に木製のフローリングを敷いていると考えられます。そして、このフローリングの上に、表面が塩化ビニルなどで加工されたクッションフロアーを敷くと、フローリングとクッションフロアーの間に籠もる熱のために、床材が過度に乾燥してしまった結果、ひびが入ってしまうことがあるようです。
 従って、床暖房を使うのであれば、原則、何も敷かないのがよいのですが、どうしても敷くとしたら、熱の籠もらないものを敷かなければいけません。

 ですので、床暖房対応のカーペット、ラグ、マットなどを敷くことをおすすめします。床暖房対応の製品でしたら、床暖房の熱効率を低下させないような工夫が施されていますので、熱が籠もって床材にひびが入るリスクも低減します。しかし、念のために、床暖房の取扱説明書を読んだり、メーカーに問い合わせたりして、事前にご確認してください。

床暖房システムの安全性

 独立行政法人国民生活センターの商品テスト結果「暖房器具の安全性等」(平成14 年9 月6 日)で、1ヶ月の暖房費用は、石油ファンヒーターやエアコンなどが約2,000円であるのに対して、快適な温度設定での電気ヒーター式床暖房が約6,500円でした。
 また、電気ヒーター式床暖房の床面温度は、低めの設定での6時間の連続運動後では22 ºCとなり、高めの設定での6時間の連続運動後では41 ºCとなりました。このテストでは、某大手―カーの一製品しか試していませんが、標準的な床暖房システムなので、他の製品も同様と考えてよいでしょう。
 それから、41 ºCという温度では、低温やけどや脱水症となる危険性がありますので、赤ちゃんや高齢者の使用に際しては事故のないように特に注意しなければいけません。

EVAの熱可塑性とコルクマットの断熱性

 コルクマットの土台として使われている素材はエチレン酢酸ビニルコポリマー(EVA)という熱可塑性のある樹脂です。軟化点という熱変形し始める温度は、EVAでは、EVAに含まれる酢酸ビニルの含有率によって異なりますが、約60ºCから90ºCとなっています。
 従って、コルクマットが床暖房の発する熱によって、変形したり、融解したりすることはないと考えられます。しかし、コルクマットの使用用途として防寒対策があり、コルクマットを敷くことで冬場のフローリングの冷たさを断熱して、載った際に冷たさを直接感じなくするのです。
 つまり、熱の移動を遮断しているのですから、床暖房の熱が籠もり、床材のひび割れに至る可能性があります。ですので、コルクマットを敷いて床暖房を使用するのは避けるべきであると思われます。

まとめ

 以上より、冒頭で結論を述べてしまいましたが、床暖房との併用使用により、熱によるコルクマットの変形や融解はほぼ起こりません。しかし、熱効率が下がるだけではなく、断熱効果のあるコルクマットとの間に熱が籠もり、過度に乾燥した床材に亀裂の入る可能性があります。
 従って、併用使用は避けるように喚起させていただきます。また、床暖房の部分使用が可能な場合、熱の生じていない箇所にコルクマットを敷くことに問題はありませんが、これだと床暖房を導入した意味が希薄になってしまいます。
 また、過ってコルクマットを敷いた箇所を加熱してしますリスクもあります。それから、赤ちゃんの転倒防止などのためにコルクマットを敷くのであれば、大きくなるまでなどの一定期間、併用使用は避けてください。


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