洋ダンスやクローゼットの中に付けるのに適した鏡は？
疑問確認
洋ダンスやウォークインクローゼットの中に取り付けるのに適した鏡はどれになるの、という疑問を持っている方がいらっしゃるようですので、それに答えたいと思います。
身だしなみに必要な鏡
古から人の身だしなみに対する欲求は強いものです。誰かに自分自身をアピールするためだけではなく、他の人よりも優越感に浸るというように自己にアピールするためにも、自分を見目麗しく見せるのです。
そのために必要となるのが鏡というアイテムです。自分の姿がそのまま映し出されるため、思いのままの作業をすることができます。逆に、鏡がなければ、身だしなみをすることが困難になるので、今やどの家にも、大なり小なり、鏡が存在しているのではないでしょうか。
家屋では洗面台や鏡台に鏡があると便利ですが、洋ダンスやウォークインクローゼットの中にも鏡があると何かと役立つものです。というのも、これらには服が仕舞ってあることが多いからです。
ガラス製の鏡の危険性
どの家にも存在する鏡ですが、現在最も普及しているタイプは板ガラスが鏡面に使われているものです。しかし、ガラスは衝撃に対して強い素材ではありません。
そのため、鏡の鏡面に物が当たったり、鏡が落下したりした場合、ガラスが割れて、鋭利な破片が飛び散ってしまうことになります。この状態では、手足を切ってしまうという怪我を負うことになってしまいます。
それ故、安全のためには、危険な破片が飛び散らない、割れない鏡があると助かるのです。
割れない鏡というもの
ガラス製の鏡にはどうしても割れてしまう危険性が潜在しています。そのため、割れない素材であるフィルムが、ガラスの代わりに鏡面に用いられた「割れない鏡」が開発されました。従って、まず割れて鋭利な破片が飛び散ることはあります。
割れない鏡で人気があるのが、J.フロント建装が製造しているリフェクスミラーです。この製品は、鏡面のフィルムと背面のボードの間に空間が空いていてフィルムに当たる衝撃を弾性的に吸収します。
また、リフェクスミラーは、建材や内装材として使われる用途もあって、大きめのサイズが多く用意されています。
それ以外にも、東プレ製や太田アート製の「割れない鏡」は、鏡面のフィルムと背面のボードが一体になっています。そのため、鏡面への衝撃は抗力的に跳ね返されて丈夫となっていて、使用頻度が高く、使用距離が短い場合、このタイプの割れない鏡が適しています。
それを反映してか、サイズはやや小さめのものが多く用意されています。
従って、2つ存在する割れない鏡の構造的な違いによって、使い分けるのは賢い使い方ではないでしょうか。その好例が以下に示されていますので、見てみることにします。
洋ダンスの中の鏡
家具の中には内部に鏡が設えてあるものがあります。鏡台や洋ダンスがそれに該当します。鏡台に化粧をするための家具ですが、洋ダンスは、服を着るとともに身だしなみも同時に行うことを可能にした家具であると言えます。
男性であれば、洋ダンスの鏡を見ながらネクタイを締めたり、女性であれば、帽子を被ってみたりするのに使うわけです。
だいだい、既製の洋ダンスであれば、予め鏡が付いています。しかし、ガラス製の鏡でるので、安全面で問題があります。そのため、割れない鏡と交換することができるのであれば交換したいものです。また、鏡が付いていないのであれば、割れない鏡を設置してください。この場合、サイズがやや小さめで、鏡面のフィルムと背面のボードが密着して一体化したタイプのものが適しています。
クローゼットの中の鏡
クローゼットとは物入れの総称ですが、人が中に入ることができるものをウォークインクローゼットと呼んでいます。大概、コートやジャケットなどの衣装が掛けてあったりします。
人が入ることができるということは、それなりの広さを備えています。そのため、やや大きめの鏡を姿見として壁に掛けておくことで、ちょっと服を羽織ってみて、他の服との相性をその場で確認することができます。
そのため、割れない鏡としては、やや大きめのサイズとなるリフェクスミラーを設置するのがよいと思われます。
鏡を設えることでウォークインクローゼットが狭くなるようでしたら、薄型チェストという奥行きのない収納家具を置いてスペースを浮かすなどの措置が可能です。
まとめ
以上より、洋ダンスやウォークインクローゼットにも鏡があればとても便利ですが、安全面から「割れない鏡」が適しています。但し、構造やサイズで用いるべき鏡が異なります。洋ダンスの扉裏であれば、やや小さめの、東プレ製や太田アート製が適しています。他方、ウォークインクローゼットの内部であれば、J.フロント建装製のリフェクスミラーが適しています。
それでは、洋ダンスやウォークインクローゼットの中に割れない鏡を取り付けて、安全、且つ、おしゃれな生活をエンジョイしてください。
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