浴室に使える割れない鏡はないかしら そのメリットと実用性について

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■浴室に使える割れない鏡はないかしら そのメリットと実用性について■

▪お悩み確認▪

浴室の鏡が何かの際に割れて、その時に生じたガラスの破片で怪我をする危険性が潜んでいるかもしれない、というお悩みを持った方がいらっしゃるようですので、その悩みを解消したいと思います。

 

▪浴室に据えられた鏡の実態▪

浴室にある鏡は、体や頭などを洗ったり、髭を剃ったりするときに、自分の姿を映して作業がきちんと行われるかを確認するために、不可欠なものとなっています。

現在、鏡として最も普及しているのがガラス製のものです。これは、浴室に関しても当てはまります。そのため、ガラスの割れの問題を抱えたままとなっていますので、何か事故があった場合、割れて飛び散ったガラス片で手足のみならず全身に怪我をするリスクがあります。

 

また、水道水中のカルシウムイオンなどのミネラル成分と結合した皮脂や石けんかすで、鏡面が汚れている場合が多く、この汚れがなかなか落ちないようです。これを、鱗汚れと呼んでいて、ガラスクリーナーやお風呂用洗剤で落ちにくいのです。

そして、湯気で曇って見えないという問題もあります。

これが浴室の鏡の現状で、多くの問題が存在しているのです。

 

▪浴室での転倒事故▪

東京都がアンケート調査に基づいて発行した「お風呂・トイレの危険 事故防止ガイド ヒヤリハットレポートNo.4」(平成22年)という報告書によれば、N = 4,000人において、洗い場で転倒した人が1,200人以上もいました。そして、浴槽内で滑って転倒した人が1,200人以上、浴室段差につまずいて転倒した人が約700人、椅子が滑って転倒した人が400人弱、手すりが外れて転倒した人が約100人いたことが分かりました。

従って、多くの人が、浴室で転倒したことがあるということになります。中には、重度の怪我を負って、医療機関に入院した人も若干いました。具体的には、洗い場での滑りや転倒で60歳以上の人が2人、浴室段差でのつまずきや転倒で75歳以上の人が1人、入院していました。

 

浴室での転倒に際して、ガラス製の鏡に頭などが当たった場合、鏡面が割れて鋭利な破片が飛び散って切り傷という2次災害に及ぶ可能性があります。

そのため、浴室だけに限らず、安全上、割れない鏡というものが求められます。

また、浴室での転倒に際して、鏡以外にも対策を施しておく必要があります。

 

▪ 防災で注目される割れない鏡にという製品▪

ガラス製の鏡は割れてしまうので、割れないという物理的な性質を備えた鏡があれば、安全面の問題は解決されます。そして、このコンセプトに則って開発された製品が、「割れない鏡」と呼ばれる鏡です。

ガラスの代わりに柔軟な素材であるフィルムを用いているため、割れないのです。

割れない鏡には、2つのタイプがあります。鏡面となるフィルムが、背後のボードと接していないか、接しているかという違いによる区分です。

接していないタイプには、J.フロント建装製のリフェクスミラーがあり、鏡面は柔らかくなって衝撃を吸収します。

他方、接しているタイプには、東プレ製や太田アート製の鏡があり、鏡面が固く衝撃を跳ね返します。

従って、割れない素材であるフィルムを用いている点は共通しますが、衝撃に対する対処法が異なっているのです。

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▪浴室における交換要らずの割れない鏡▪

リフェクスミラーが、鏡面が柔軟な構造であるため、浴室には不向きであると言えます。

そこで、東プレ製や太田アート製の鏡が、シャワーのお湯を掛けても鏡面に影響しないため、浴室に適していると考えられます。

ハードコート加工された鏡面フィルムが、アルミニウムやプラスチックからなる背後のボードに貼り付けられているのです。そのため、金槌で叩いても割れないほど、鏡面は固くなっています。

それ故、浴室における鏡の安全対策として、東プレ製や太田アート製の割れない鏡ととても優れた製品であると言えます。

 

▪割れない鏡は、鱗汚れの対策にも▪

鏡面がハードコート加工された東プレ製の割れない鏡であれば、鏡面にこびり付いた鱗汚れを削り落とすことができるのです。通常のガラス鏡であれば、表面に擦り傷が付いて鏡面が恒久的に曇ってしまい、鏡としての機能を果たさなくなる可能性があります。

従って、割れない鏡は、安全面だけではなく、衛生面でもとても効力があることが分かります。

 

▪まとめ▪

以上より、浴室での転倒事故はアンケート調査の結果に基づくと、かなりの人が経験していることが分かりました。その中には、入院するほどの怪我を負った事例もあり、浴室での転倒対策は急務と考えられます。

そのため、物などが当たっても鏡面が割れることもない割れない鏡が安全面で求められます。割れない鏡の中でも構造上の問題で、東プレ製や太田アート製の鏡は、表面のフィルムと後ろのボードが一体となっているので、水が掛かったりする浴室の鏡として適しています。

それでは、安心で安全な割れない鏡を浴室に付けて、快適なお風呂場に仕立ててください。


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