割れない鏡の構造的特徴

大反響となっている割れない鏡

 最近特に人気となっている鏡に、割れない鏡と呼ばれるものがあります。これはその名の示す通り、物理的に割れない素材と用いた製品です。そのため、ガラス製の鏡のように割れて破片が散らばって怪我をすることがありません。
 また、軽い素材を用いているので、重量が重くありません。
 従って、防災対策として、とても適した鏡となっています。

 更に、割れない鏡と呼ばれるものの中には、リフェクスミラーのように像がぶれずに鮮明に映る製品もあります。姿見や化粧など、実際に使用するのにも魅力的な鏡なのです。
 ここでは、一連の割れない鏡と呼ばれるものの構造的な特徴に関して概観することにしたいと思います。

一般的なガラス鏡の構造

 現在最も汎用されている鏡は、ガラス製もものです。これは、板ガラスに銀膜部、銅膜部、保護塗料が順番に吹き付けられたものです。
 そのため、製造が簡単であるので大量生産によって安価でガラス製鏡は供給されています。
 しかし、ガラスは割れてしまう素材であるため、鏡面に物が当たったり、鏡が落下・転倒したりするとガラスが割れて破片が飛び散ってしますことになります。つまり、切り傷などの怪我をしてしまう危険性が潜在しているのです。

 従って、安全面を考慮すれば、ガラス鏡に対策を講じる必要があります。

割れない鏡という代物

 割れる素材を用いるから破損するのであるという理を踏まえて、割れない素材であるフィルムを用いた鏡が、いわゆる割れない鏡と呼ばれるものです。
 従って、地震などがあって、鏡が落下したり、転倒したりしても、割れない鏡であれば、割れて怪我の元となる鋭利な破片が床に散らばることはありません。つまり、割れない鏡は、防災上、安全面においてとても優れたものなのです。
 また、ガラスよりも軽量なフィルムで代替しているだけではなく、アルミニウムやプラスチックのような軽い素材を用いていることにより、鏡全体の重量も軽くなっているのです。そのため、落下事故のよる怪我が軽減されるのです。
 このように素晴らしい割れない鏡が数社から製造されています。

J.フロント建装製リフェクスミラーの構造

 割れない鏡の中でも特に人気となっている製品が、J.フロント建装が製作しているリフェクスミラーというものです。
 その一番の特徴は、鏡面には、ポリエチレンのフィルムの裏側にアルミニウム・銀蒸着したものが使われています。これと背後の硬質ウレタン層、ないしは、ケイ酸カルシウム・アルミニウム角パイプの間には隙間が空いています。
 従って、物が鏡面に当たった際に、鏡面が柔軟に受け止めて、ガラスのように割れることがないのです。それに、鏡が落下したり、転倒したりしても、床との衝撃で鏡面が割れることはありません。割れによる二次災害のリスクがありません。

 そして、フィルムとアルミニウムとプラスチックという素材でできているので、ガラス製の鏡よりも軽く、約6分の1の重さとなっています。それ故、落下してもそれほどダメージがないと考えられます。
 更に、リフェクスミラーは反射率が極めて高いので、像がぶれることなく、とても鮮明な像が映し出されるのです。

 これだけ利点の存在するリフェクスミラーは、実際、よく売れています。逆に、よく売れるだけの性能があるとも言えます。

東プレ製の割れない鏡の構造

 東プレが製造している割れない鏡も人気となっています。
 構造としては、アルミニウムと発泡樹脂から構成されるアルミ樹脂複合板の上に耐衝撃性スチロール樹脂というプラスチックを貼り、更にその上に、銀蒸着させたPETフィルムというフィルムミラーが貼られたものです。このフィルムはハードコーティングされています。すなわち、柔軟さではなく、頑強さで割れないという特質を備えた鏡なのです。従って、割れたもので怪我をしないという点で、地震対策として使うこともできる鏡です。
 そして、使われている素材が、フィルムとアルミニウムとプラスチックという軽いものであるため、ガラス製の鏡の半分以下となる約40%の重さとなっています。
 また、取り付けは容易で、裏面にある粘着テープで設置したい壁に貼り付けるという方法です。
 また、アルミニウムとプラスチックの張り合わせにより、ゆがみが少なくなり、像がきれいに映るのです。

太田アート製の防災ミラー(割れないクン)の構造

 太田アートが製作している割れない鏡は、割れないクンという愛称で呼ばれた防災ミラーです。
 構造は、アルミ複合板の上にPS樹脂、更にその上にアクリルを施し、この上にハードコーティングされたアルミニウムフィルムは貼った4重層構造をしています。
 鏡面がアルミニウムフィルムであるため、ガラスのように割れることがなく、防災ミラーという用途の要件を満たすのです。

まとめ

 以上より、割れない鏡の構造は、メーカーによって異なりますが、2つに大別されます。すなわち、割れる素材であるガラスの代わりに用いたフィルムが、背面との間に隙間があるかないかという違いです。隙間があるタイプがリフェクスミラーで、隙間のないタイプが東プレ製の鏡と、太田アート製の鏡になります。
 いずれも、フィルム以外にも、アルミニウムやプラスチックという軽い素材を用いているため、鏡全体の重量も軽くなっています。そのため、落下に伴う事故が限定的になっています。
 それでは、各社の製作・販売している割れない鏡を使用して、その安全性を享受した暮らしをお過ごしください。


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