クリスマスにはパートナーにもプレゼントをあげるようですが、どんなものを贈ってよいか分かりません、というお悩みを持つ方がいらっしゃるようですので、その悩みを解消したいと思います。
毎年暮れの恒例行事として日本でもすっかり定着したクリスマスですが、子ども達やパートナーへのプレゼントもまた定着しているようです。
プレゼントを子ども達に配るのは、トナカイの引くそりに乗った赤い服をまとったサンタクロースです。そのため、子ども達の間では、サンタクロースはとても人気者となっています。それに伴い、サンタコスプレもクリスマス仮装では定番となっています。
ところが、興味深いことに、サンタクロースを子どもが信じなくなっても、親からのプレゼントとして、そのまま、子ども達にプレゼントを贈るという行為は継続されているのです。
つまり、誕生日などと同様に、クリスマス自体が、プレゼントを贈る契機となっており、反対に、街中がイルミネーションで鮮やかに彩られたりしてとても雰囲気がよいためにパートナーに何か贈り物をしたい感情にさせるのかもしれません。
というよりも、恋人がサンタクロースなのかもしれません。
しかしながら、パートナーに何をプレゼントして分からずに悩んでいる人も多いと思われます。それをアンケートや調査から得られた客観的なデータから考察してみたいと思います。
プランタン銀座が2015年10月に公式マールマガジンの女性会員365人(平均年齢40.3歳、18歳から67歳まで、独身51%、既婚49%、子どもあり26%)を対象にしてクリスマスに関するアンケートを実施しました。プレゼントを贈るか否かにおいて、恋人・パートナーにプレゼントを贈る人が60%、贈らない人が40%という結果でした。そして、贈る予定の物として、手料理が25%、洋服が24%、マフラーが16%、ネクタイが15%、財布が12%という回答でした。女性から男性へ贈るプレゼントして頷ける物ばかりです。
また、VCNjapanは2015年11月にカップル専用アプリ「Between」を通じて、カップルに関する実態調査をインターネットにより、3,377人(女性74.1%、男性25.9%)に対して行いました。過去にパートナーからもらったプレゼントで一番嬉しかったものは何かという質問において、指輪が21%、ネックレスが16.3%というものでした。
更に、アンケートサイトのQzooによって2014年12月に全国の男女1,000人(20代男性170人、30代男性330人、20代女性242人、30代女性258人)を対象にしてクリスマスに関する調査が行われました。クリスマスに贈る予定として、女性へのプレゼントは、アクセサリーが29.0%、食事が23.%でした。他方、男性へのプレゼントは、財布・マフラー・香水などのファッションアイテムが20.4%、洋服・靴が9.2%でした。
しかし、男性が女性にプレゼントとして何か贈るかという、男性を対象とした調査はあまり実施されていないようで、有効な情報は得られませんでした。そこで、プレゼントを贈られる立場にある女性の考えを知るために、女性が何を欲しがっているのかを探ることで、実質的に男性が贈るべき物を抽出することができると考えられます。
贈る相手が何を欲しがっているのかというのも、とても重要な情報で参考にナルモのです。これに関してもアンケートや調査が行われているので、見てみることにしましょう。
先ほどのプランタン銀座が2015年10月に実施したアンケートでは、恋人・パートナーから欲しいプレゼントは、外食が26%、ネックレス・指輪以外のアクセサリーが22%、指輪が20%、ネックレスが18%、スイーツが16%というものでした。
また、BWRITEが2015年に、共創コミュニティサービス「Skets」の20代以上の会員女性183人を対象にして、クリスマスプレゼントの意識調査を行いました。パートナーの有無に関わらず、パートナーから欲しいプレゼントとして、アクセサリーが28.4%、バッグが12.0%、財布が10.4%という回答でした。
どうやら、女性はアクセサリーを欲しがっているということが垣間見られます。
贈ったプレゼントの評価は気になるものですが、実のところ、もらった側も隠れて何かしていることがアンケートで明らかになったので一応報告させていただきます。
DoCLASSEがカタログ会員である40代から60代の女性587人に対しては、2015年11月にクリスマスに関する調査を行いました。その結果、夫からもらったプレゼントにがっかりしたことのある人が半数以上に及びました。そして、もらったプレゼントの値段を調べたことのある人が34.4%に上りました。
誠にプレゼント選びも大変です。
以上より、パートナーへのクリスマスのプレゼントとして、女性にはアクセサリーが、男性にはファッションアイテムが、実績があり、また、贈られた側にも受け入れられているようです。
それでは、クリスマスプレゼントを贈り合って楽しいクリスマスをお過ごしください。
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