今後、クリスマスプレゼントを用意するに当たり、子どもがサンタクロースの存在を信じるのは何歳くらいまでで、サンタクロースからのプレゼントを贈るのはいつ頃までがいいのか困っています、というお悩みを持つ方がいらっしゃるようですので、その悩みを解消したいと思います。
毎年、クリスマスイブにトナカイの引くそりに乗って北極近くから空を飛んで、世界中の子ども達にプレゼントを配って回るサンタクロースは、とても人気のあるキャラクターで、子ども達の間でも絶大な存在感を示すだけではなく、クリスマス衣装としてサンタコスプレ衣装は定番となっています。
そのサンタクロースのモデルは、聖ニコラオス(聖ニコラス、聖ニコラウス、Saint Nicholas)(270-343年頃12月6日)という東ローマのキリスト教主教であると考えられています。聖ニコラオスが、オランダでシンタクラース(Sinterklaas)となり、更に、アメリカでサンタクロース(Santa Claus)と変化していきました。
現在でも子ども達にプレゼントを贈るサンタクロースですが、270年生まれとしたら、既に1,700歳を優に越しています。従って、この年齢まで生き続けることのできるヒトはいませんから、現時点でプレゼントを配るサンタクロースは、実在の人物か、架空の人物か、なりすましか、世襲制か、妖精か、はたまた、幽霊か、その正体は気になるものです。少なくとも、聖ニコラオスが現存しているということはないと言えるでしょう。
このように、その正体が明らかにされていないサンタクロースですが、実際にプレゼントを受け取っている子ども達は、その存在を信じているのでしょうか。信じているのであれば、何歳くらいまで信じているのでしょうか。それを、客観的に知ることのできるアンケートや調査の結果をみてみたいと思います。
おでかけ情報サイト「いこーよ」では、2015年11月に0歳から9歳までの子どもを持つ全国の母親341人を対象に調査を行いました。その結果、3歳から7歳までの子どもの約9割がサンタクロースを信じていることが明らかになりました。しかし、年齢の上がった8歳から12歳までの子どもは、3歳から7歳までの子どもほどではないですが、それでも半数以上の子どもがサンタクロースを信じていました。
子どもの年齢が上がるにつれて、信じる割合も減っていくようです。
子どもの年齢が上がるにつれて、サンタクロースを信じなくなるという傾向があります。それでは、実際にサンタクロースからのプレゼントを子どもに渡さなくなる時期はいつ頃なのでしょうか。これも、アンケートや調査から探っていきたいと思います。
カラダノートシリーズアプリ「妊娠なう」や「授乳ノート」を利用している507人(授乳中の方73%、育児中の方23%)に対して2015年11月に、クリスマスプレゼントに関するアンケート・調査を実施しました。現行のサンタクロースからのプレゼントを渡さなくなるのは、子どもが小学生の時期までという回答が圧倒的に多かったです。その理由としては、サンタクロースの正体が子どもに伝わってしまうかもしれない、というのが最も多いものでした。その次は、サンタクロースを信じることで周りから冷やかしを受けるかもしれない、というもので、更に、子どもの欲しがるプレゼントの金額が高くなりそうだから、というのが続きました。
そして、サンタクロースの正体が判明した際には、サンタクロースからのプレゼントを親からのものに切り替える、というのが約8割に上りました。
子どもに対するクリスマスプレゼントというものは、サンタクロースの存在の有無に関わらず継続されていくもののようです。
実は、サンタクロースは現在でも実在していたのです。デンマーク自治領のグリーンランドには永遠の命を持つ長老サンタクロースが実在していたのです。子どもの人数が増えて、配る地域も広域になったので、1957年にグリーンランド国際サンタクロース協会が設立され、この機関の認めた公認サンタクロースがクリスマスプレゼントを現在、配っているのです。
フィンランドのラップランド地方のロバニエミ市に1985年に建設されたサンタクロース村からは、全世界の子ども達に向けて、サンタクロースからの手紙が発信されているのです。
以上より、サンタクロースは子ども達のほとんどが信じています。そのため、クリスマスにはプレゼントを貰えるのを楽しみしています。しかしながら、小学生高学年ともなると存在を信じていない割合も増えていきます。実際、小学生の時期には親もサンタクロースからのプレゼントを渡さなくなるようです。その代わりに、親からのプレゼントに切り替わり、プレゼントを贈る行為は継続されます。
それでは、今年のクリスマスも子ども達に素敵なプレゼントがサンタクロースから届けられることをお祈りしています。
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