革が張られているベッドがレザーベッドというカテゴリーに属するベッドになります。レザーは、ヘッドボード、フットボード、サイドフレームというフレーム部分に張られています。
革張りのヘッドボードを背もたれ代わりにできるレザーベッドは、レザーソファとベッドソファが組み合わされた製品であると言えます。しかし、このような実利的な用途だけではなく、レザーには人を惹き付ける魅力があるため、レザーベッドではレザーが合目的的に使われているのです。
つまり、レザーの放つ妖艶さがコンセプトとして企画された製品なのです。このように、レザーベッドにはレザーが使われていますが、もともと他の製品で使われていたものの転用と考えられます。
レザーが素材として、どのような製品に使用されているか、検証してみたいと思います。
本革は、高級感があって、耐摩擦性、耐火性、引っ張り強度に優れた素材で、とても人気があります。
レザーには、本革とそれを模した合成皮革があります。本革は、原皮をなめしたものですが、原料の入手となめし作業には手間が掛かるため、価格がどうしても高くならざるを得ません。そのため、価格を抑えるために開発されたものが、合成皮革になります。
とはいうものの、合成皮革は本革の見た目と肌触りを科学技術により忠実に再現しているため、合成皮革は本革と比較して遜色はありません。そして、合成皮革は、本革よりもリーズナブルな価格で製品を提供できるので、本革同様、多くのアイテムに採用されています。
例えば、レザーベッド以外には、衣服、装身具、インテリアなどにレザーは幅広く使われています。それほど、素材として優れているだけではなく、人の心を捉えて止まないのでしょう。
レザーが衣服に使われるのは、人類の歴史からすれば、最も早い使用例かもしれません。ドイツのドナウ川流域にある旧石器時代の遺跡であるシュッセンリードからは、トナカイ角製の製革道具が出土しています。すなわち、加工した革を身にまとっていたと考えられます。
この伝統が現在生かされているのが、革製のジャンパー、コート、ジャケットではないでしょうか。耐摩擦性、引っ張り強度という点で革はとても優れていますので、外側に覆う素材に適しているのです。
身に付けるものにも、レザーはよく使われます。着用品として、ベルトや靴が代表的な革製の装身具になります。それ以外にも、携帯品として、カバン、財布、小銭入れ、名刺入れ、腕時計のバンド、キーホルダーなどの小物のようなアイテムにも革が使用されています。
丈夫なレザーの特性が生かされるような用途で使われています。そして、これらのメーカーには老舗の有名ブランドが名を連ねており、いい値段となっていますが、それだけの価値のある製品に仕上げられています。安物を買って直ぐに壊れるより、多少高くも丈夫でデザイン性のあるものを飽きることなく長く使いたいものです。
室内で使用するものとしてレザーベッド以外にもレザー製品はあります。直ぐに思い浮かぶものとして、レザーソファ、及び、椅子・チェアが挙げられます。特に、レザーソファは家の中にある革製品では、面積としては最もレザーが使用されている製品であると言えます。そのため、その存在感は明らかに他を圧倒しています。
他にも、革製のティッシュ箱カバーやブックカバー、リモコン入れなどがあります。これらのレザー製の小物もとてもたくさんあって、お気に入りの品が必ずや見付かることかと思います。
レザー製品は思わぬところで使われていたりします。水道やピストンのパッキンは、革が使われることもあります。それ以外にも、野球のグラブなどがあります。
革は、引っ張り強度が強くて丈夫であるので、多くの用途があるのです。
趣味の種類には数多くありますが、物作りの趣味はやっていて面白いものです。そして、レザーを用いた製品を、レザークラフトと言いますが、このレザークラフトは人気のホビーとなっています。定番となっているのが、財布や小銭入れなどの小物です。
そして、自作のレザークラフトを販売するサイトがあり、レザークラフト製作に拍車を掛けています。
以上より、レザーベッド以外にも、様々なレザー製品があることが分かりました。というよりも、レザーベッドの方が新参者としてレザーソファとベッドソファから着想を得て作られたものです。
衣服としては旧石器時代からの伝統がある革ジャンパー、装身具としてはベルトや靴に加えてカバンや財布などがあります。更に、インテリアとしてはソファベッドや革張りのチェアがあります。
また、最近はレザークラフトが人気の趣味となっていて、財布などの小物が作られています。
それでは、レザーベッド以外の革製品もお楽しみください。
レザーベッド通販 トップ