レザーベッドを処分したいのですが

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■レザーベッドを処分したいのですが

▪お悩み確認▪

レザーベッドが古くなったり、要らなくなったりしたので処分したいのに、その方法が分からない、というお悩みを持った方がいらっしゃるようですので、その悩みを解消したいと思います。

 

▪運び出しの制約▪

昨今の住宅は、尺モジュールという言葉を聞いたことがあると思いますが、廊下やドアなどの幅や高さは規格化されているものがほとんどです。

廊下の幅は約78-90 cm、高さは約240 cmが一般的になっています。そして、ドアは幅約68-92 cm、高さ約190-230cmとなります。

 

サイズとしては最も小さいシングルのレザーベッドの寸法は、横約105 cm x 長さ約210 cm x 高さ約44-75 cm、セミダブルのレザーベッドの寸法は、横約126 cm x 長さ約210 cm x 高さ約44-75 cm、更に、ダブルのレザーベッドの寸法は、横約143 cm x 長さ約216 cm x 高さ約75 cmとなっていて垂直にしたり、水平にしたりして解体せずにぎりぎり寝室から屋外に出せなくもないです。

しかし、かなり困難を伴い、普段、家具を運び慣れていない非力な素人にはそのまま運ぶのは難しいと言わざるを得ません。シングル約56 kg、セミダブル約63 kg、ダブル約74 kgと重量もあります。

 

しかし、レザーベッドは価格を抑えるために、組み立て式の製品が主流となっています。従って、購入したときの逆の作業をすれば、外に運び出すことは確実に可能です。つまり、解体して各パーツにすれば、コンパクトになって廊下や階段も通過できて、軽くなって運搬も容易となります。

また、シングル、セミダブル、ダブルに限らず、クイーンやキングも解体することで運搬が容易になります。

 

▪自治体▪

粗大ごみとして、処理手数料を支払うことで自治体に引き取ってもらえます。自治体によって粗大ゴミの回収に関する決まりが異なるので、お住まいの自治体が定めた粗大ゴミの回収の規則を確認してください。

例えば、大阪市の場合、ベッド本体(マットレス類を除く)の処理手数料が1,000円、マットレス(折りたたみを含む)は200円、スプリングマットレス(シングルベッド本体を除く)は700円、スプリングマットレス(セミダブル/ダブルベッド本体を除く)は1,000円となっています。

従って、ベッドとマットレスで高々2,000円と見積もられます。手数料券(シール)を貼り付けて受付センターでお知らせした収集日に午前9時までに家の前(又は指定いただいた場所)に自分で出します。

川崎市の場合、ベッド枠の手数料が1,000円、マットレスは500円となっており、ベッド枠とマットレス(スプリング含む)はセットとして出すことができます。従って、ベッドとマットレスで高々1,500円と見積もられます。粗大ごみ処理シールを貼って収集当日の朝8時までに申込み時に確認した収集場所へ自分で出します。

 

自分で出すことを考えると、ベッドを解体して運搬するのがよいと思われます。更に、フレームを小さくすれば、粗大ごみではなく、粗大ごみ処理手数料を支払わずに通常のごみとして出すことも可能です。

但し、木製の部分や本革、PUレザーは可燃ごみとなりますが、PVCレザーには塩素原子が含まれるため、廃棄プラスチックとなりますので、ご注意ください。

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▪リサイクルショップ▪

売れるまでに場所を占拠するので、無料でベッドを引き取ってくれる業者はほとんどありません。そのため、基本的に買い取りになると考えた方がよいでしょう。

しかも、リサイクルショップが買い取りを推奨しているベッドは、シモンズ(simmons)、キングスダウン(kingsdown)、フランスベッド(francebed) 、カリモク(karimoku)というブランド品です。従って、レザーベッドを買い取ってくれるか、その場合の値段などを確認、査定してもらう必要があります。

レザーベッドを自分で解体する手間はかかりません。

 

▪処理業者▪

見積もりは無料でしてもらえます。ベッド(マットレス)の処分は、基本料金から、各種オプションの値段を上乗せした価格になります。例えば、基本料金に、ベッド(マットレス)回収料金、2階からの階段降ろしをする重量物割増で、12,000円となっている業者もあります。

それに、シングルベッド木枠とマットレス7,000-10,000円、セミダブルベッド木枠とマットレス7,000-10,000円、ダブルベッド木枠とマットレス10,000~15,000円となっている業者もあります。おおよその相場が分かると思います。

この場合も、レザーベッドを自分で解体する手間はかかりません。

 

▪譲渡▪

知り合いや近所の人、もしくは、ジモティーというインターネットサイトで、レザーベッドを欲しがっている方がいれば、譲渡するのがおすすめです。しかし、レザーベッドを購入する人はこだわりのある方が多いと思われますので、新品を欲しがる可能性があるかもしれません。

実際、ヤフーオークションでは、新品のレザーベッドはあっても、中古のものはほとんど出品されていないようです。まだ、レザーベッドの歴史が浅いのかもしれません。それに、先方に送るのがとても面倒かもしれません。

 

 

▪まとめ▪

以上より、レザーベッドを処分する際、一番お金を掛けずに済むのが自治体の粗大ゴミに出す方法です。但し、自分で解体して指定された場所に出す必要があります。更に、自分でベッドを小さくすることで、可燃ごみや廃棄プラスチックとして出すことも可能です。

リサイクルショップや処理業者は、引き取り料金を支払えば、自分で解体せずに引き取ってもらえます。また、査定や見積もりは無料ですので、聞いてみるだけ聞いてみるのもよいでしょう。

それから、譲渡するのは、梱包や輸送が面倒かもしれません。それ以前に、レザーベッドというこだわりのある製品を中古で欲しがる人を探すのが大変かもしれません。

それでは、上記を踏まえて、円滑に処分させることをお祈りしています。


次ぎに使うおすすめのレザーベッドはこちらのショップで購入できます。

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