レザーベッドから赤ちゃんが床に落ちて怪我するのでは?

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■レザーベッドから赤ちゃんが床に落ちて怪我するのでは?

▪疑問確認▪

レザーベッドで寝ている赤ちゃんが床に落下して怪我をするのではないか、という疑問を持っている方がいらっしゃるようですので、それに答えたいと思います。

 

▪ベッドからの赤ちゃんの落下事故の事例▪

独立行政法人である国民生活センターの子どもサポート情報というメールマガジン(2016年4月12日)によれば、0歳児が大人用のベッドから転落した事例が報告されています。

1つ目として、「大人用ベッドを2台付けて中央に寝かせ、ミルクを作ろうと母がキッチンに行っている間に、フローリングの床に転落し、頭部を打撲した。寝返りはまだできないが、手足をバタバタさせているうちに移動して転落したようだ」、という4ヶ月の女児の例が報告されています。

もう1つ目として、「大人用ベッドに寝かしつけ寝室を離れ、再び寝室に入ったところ、壁とベッドの隙間に挟まるよう転落しており、呼吸がなかった」という5ヶ月の女児の例も報告されています。

赤ちゃんは頭が重いため床に頭部や顔面を打撲したり、落下してベッドと壁に挟まれて窒息したりする事故は多発しています。

 

更に、消費者庁の子供安全メールというメールマガジン(2013年 8月 8日 Vol.148)によれば、「平成22年12月から平成25年6月までの間に、6歳以下の子どもによる大人用ベッドからの転落事故が266件生じており、これらはほとんどが2歳未満の乳幼児によるもので、うち14件が骨折や頭蓋内損傷など中等症以上の事故となっています」、ということなのです。

 

このように、赤ちゃんを大人用ベッドに1人で寝かせることは落下の危険性が潜んでいるのです。

 

▪高さのあるベッドから赤ちゃんが落下した際の対処▪

赤ちゃんは意外と動いたり、寝返りをしたりするものです。そのため、思わぬ事故が起こることが往々にしてあります。そのときの対処法を予め確認しておくことは、いざというときに焦らずに済むためにとても重要です。

落下事故のあった後、顔色が悪い、嘔吐をする、呼び掛けても反応がない、などの症状が見られたら、早急に病院で診てもらいましょう。従って、相談できる近所の病院や窓口を事前に確認しておくことが肝要です。

 

▪二段ベッドのJIS規格から読み取るベッドの推奨使用年齢▪

子供がよく使用する二段ベッドに関するJIS規格(JIS S1104)とSG規格を合わせて考えると、二段ベッドの下段は2歳以上の者、上段は6歳以上の者が睡眠のために使用することになっています。

従って、通常のシングルベッドは、2歳以上の者が使用することが推奨されると判断されます。これは、先に紹介しました消費者庁のメールで述べられている転落事故のほとんどが2歳未満の乳幼児であるという事実と合致しています。

 

▪ローベッドタイプのレザーベッド▪

フロアベッドとも言われるローベッドは、その名の通り、高さが低くて床とすれすれであるベッドです。このタイプにも、レザーベッドは存在します。床に広がって高さがないため、部屋が広く感じられて圧迫感がありません。とても開放的なので、リラックスすることができます。

実質的な床からの高さは、床からマットレスの上まで、通常、約20 cmとなっているようです。そのため、ベッドから赤ちゃんが落下しても大怪我には至りません。また、周辺の床には、コルクマットを敷いておけば、怪我のリスクは更に低減されます。

その目的のために、赤ちゃんと両親が一緒に寝られるように、幅の広いローベッドタイプのレザーベッドが用意してありますので、検討されてはいかがですか。このようなワイドタイプは、将来的には中央で分離して、2つのベッドとして利用できますので、お子様の成長に合わせて使い分けてください。

それから、レザー張りのヘッドボードに登って落下する可能性がありますので、ヘッドボードは、湿気が籠もらない程度に壁に寄せるのがよいでしょう。

 

但し、床から舞い上がるほこりを寝ているときに浴びてしまう可能性があります。およそ30 cm以上、床から高さがあると、舞い上がるほこりの弊害から逃れられます。

従って、落下による怪我とほこりによるアレルギー反応は、トレードオフの関係にあると言えます。しかし、床をこまめに掃除することで、ほこりやハウスダストによるアレルギーは防ぐことは可能です。結局、万年床となっている布団と同じようなものです。

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▪まとめ▪

以上より、レザーベッドにもいろいろとタイプがあって、マットレスを床板に載せた際に高さのあるものや高さのないものが用意されています。そして、赤ちゃんのベッドからの落下を防ぐためには、柵のあるもの、ないしは、高さのないものが有効であると言えます。残念ながら柵のあるレザーベッドは販売されていないので、高さのないローベッド、もしくは、フロアベッドという仕様のレザーベッドが選に残ります。

赤ちゃんにとって睡眠は、疲労の回復に加えて、発育にもとても重要です。従って、安全で快適な睡眠環境を整えてあげることは大切なことです。その一助となるのが、ローベッドタイプのレザーベッドなのです。

それでは、レザーベッドで、赤ちゃんとの楽しい睡眠ライフをお過ごしください。


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