夏場の自転車通勤は朝でも辛いです
お悩み確認
朝とはいえ、夏はやはり暑いので、自転車での通勤は汗だくになって大変です、というお悩みを持った方がいらっしゃるようですので、その悩みを解消したいと思います。
ヒートアイランド化する都市部
日本の夏は高温多湿で過ごしにくいことは世界的にも有名になっています。しかし、それに輪を掛けるように、都市部では昔に比べて暑くなっているのです。ところが、郊外は昔に比べてそれほど暑くはなっていません。
このように都市部だけが周辺よりも暑くなっている現象をヒートアイランド現象と呼んでいます。文字通り、熱が島のように浮き出ているのです。
この原因は、都市がアルファルトやコンクリートで覆われて、自然の土がない状態となっていて、直射日光で暖められたアルファルトやコンクリートが熱を跳ね返したり、蓄熱したりするためです。更に、エアコンの室外機から暖かい空気が大気中に放出されているからです。
そのため、日が沈んだ夜になっても気温が下がらず、熱帯夜になることが珍しくなくなっています。それに伴い、朝もそれほど涼しくないことが起こっています。
なんとも、年の夏は過ごしにくいのです。
多発する熱中症
とても暑くて湿気の高い環境において、激しい作業や運動をすると熱中症になることがあります。これは、体温が上昇したり、汗をかいて体内の水分が少なくなったりすることで起こるものです。
症状としては、目眩、吐き気、頭痛、失神、意識障害、痙攣などが見られます。特に症状が重篤な場合、命の危険性すらあります。従って、決して侮ってはいけないものです。
それ故、熱中症にならないための対策を講じると同時に、熱中症になった人を介護できる知識を身に付ける必要があります。
予防策としては、体温が上がらないようにすること、および、水分補給を充分に行うことが挙げられます。そして、体温上昇を抑えるものには、さまざまなアイテムがあるのです。
ここでは、その1つを紹介したいと考えています。それを使うシチュエーションと共々、参考にしてみてください。
最寄り駅までの自転車通勤
住んでいる住宅が鉄道の駅から歩いて行けないほど離れている場合、バスを使うことが考えられます。しかし、バスの路線からも離れていたら、それも適いません。
その際、自転車を使って最寄りの駅まで行くことが多いのではないでしょうか。実際、会社員に限らず、学生も、朝になると駅まで自転車で移動している姿を多く見掛けます。
しかし、外部に露出しているため、自転車通勤は、季節や天候の影響を直に受けます。そのため、夏の暑さは凌ぎがたく、運動をするため、相乗的に体温が上昇します。
そして、昨今のヒートアイランド現象によって朝でも気温が高くなっています。こうなると、熱中症になってしまう可能性があります。
従って、夏の朝の自転車通勤において熱中症に気を付けなければいけません。
会社までの自転車通勤
最近は、職場と家が近い方がよいと考えている人が少なくないようです。というのも、何時間も電車に揺られて通勤するのは、時間の無駄であり、体力を消耗するからです。
そのため、職場の割と近いところに住む人が、特に若者を中心にして増えています。それに伴い、ダイアという時間にとらわれない自転車で、ドアツードアで通勤する強者もいます。
しかし、都市部の夏の暑さには、正直参っているのではないでしょうか。ヒートアイランド現象で、夜だけではなく、朝も気温が下がらない状況になっています。その結果、熱中症になる可能性が高くなっています。
空調リュックというもの
空調リュックというもの
暑い環境下で作業や運動をしても、体温が上昇しないアイテムとして、空調リュックというものが最近、開発されています。
これは、ファンによって外気を取り入れて、背中とリュックの間に空気を通します。その際、汗が蒸発して気化熱が奪われ、とても涼しく感じるのです。
空調リュックによる快適な自転車通勤
夏の自転車通勤で問題となるのは、高い気温と運動による発熱による体温上昇と大量の発汗です。これにより、熱中症になることが危惧されます。
そのため、空調リュックを使用することで体温上昇が抑えられ、熱中症になることを回避できます。それだけではなく、背中が汗でべっとりせずに快適な状態を保つことができます。
実に優れたアイテムであると言えます。
まとめ
以上より、夏場の自転車通勤も思いのほか、暑さで体力を消耗するだけでなく、急激な体温上昇と大量の発汗の可能性があります。その結果、熱中症になることが懸念されます。
そこで、活躍するのが、空調リュックというもので、ファンにより空気を背中とリュックの間に通して汗を気化させます。それにより、体温の上昇が抑えられ、熱中症を予防できるのです。更に、背中が汗ばまずに快適な状態となります。
それでは、空調リュックを活用して快適な自転車通勤をお楽しみください。
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