電池の廃棄方法

日常生活に不可欠となっている電池

 かつては、ラジオや懐中電灯などの小型家電、ないしは、電車などのおもちゃで電池が活躍していました。そして、現在、スマートフォンや携帯電話という製品が電池の使われているものとして、真っ先に挙げられるのかもしれません。
 そして、熱暑の環境で作業をする際に、体温が過度に上昇して熱中症で倒れたりすることを防ぐ効果がある空調服、いわゆる、ファン付き作業着のファンを回す電源として、電池が使われています。
 このように暮らしに不可欠な電池を廃棄しなければならない場面は、いつかは訪れると思われます。ここでは、電池の廃棄方法や捨て方に関して検証することにします。

捨てることのない充電式の2次電池

 空調服のファンを回すのに使われている電池には、リチウムイオンバッテリないしは、エネループ2000mAというニッケル水素電池の単3電池が使われることが推奨されています。

 このような電池は、2次電池と呼ばれています。つまり、電池が放電し終わっても、再度充電することで電池としての機能が再び蘇るという可逆的なものです。原理的には、半永久的に使用することができます。
 大量生産・大量消費という時代の反動として、限られた資源を有効に使うことが今の世界には求められています。そのため、何度も繰り返し使うことのできる2次電池は、とてもエコロジーの考えに即したアイテムと言えます。
 実際、2次電池に使われている軽金属や重金属は、レアメタルとして非常に貴重なものとなりつつあります。それ故、このような貴重な素材でできた電池を1回使って廃棄してしまうことは、極めて無駄なことです。
 従って、充電して何度も使うことは時代の要請であるとも言えます。そして、使用できなくなってしまった際には、レアメタルを取り出して再利用したいものです。都市鉱山とも言われるシステムで、電子器機や電池などから大切な資源を回収してグリーンサステナブル社会を実現化に貢献しています。

 他方、2次電池に対して、1次電池とは、蓄えていた電気エネルギーを放電してしまったら使用済みとなる不可逆的なものです。
 1次電池を無理矢理、充電すると発火や液漏れを起こして危険です。決して行わないようにしてください。2次電池と誤認して充電してしまうことも考えられますので、確実に2次電池であるものだけを充電することが肝要です。
 使い切りという点で、エコロジーの思想からちょっと逸脱している観はあります。とはいうものの、手軽に使えて価格もリーズナブルなので、現在でも広く用いられています。

切れた乾電池のような1次電池の廃棄方法

 この記事を読んでいる方が一番知りたい事項であると考えられます。
 アルカリ電池、マンガン乾電池、リチウム電池、水銀電池などの種類が1次電池には存在しています。
 アルカリ電池、マンガン乾電池、リチウム電池、水銀電池は、自治体で回収してくれます。但し、自治体によって廃棄方法が異なっていますので、廃棄の際には確認が必要となります。

 アルカリ電池、マンガン乾電池は、環境的に比較的安全であるため、一般ごみとして廃棄することができます。これは、日欧米三極電池専門家会議でも認められています。その場合、電池のマイナス極とプラス極にそれぞれセロハンテープやビニールテープを貼って絶縁してから廃棄します。
 リチウム電池もこの方法で一般ごみとして廃棄できる場合もあります。アルカリ電池とマンガン乾電池も含め、お住まいの自治体のルールを確認してください。必ずしも一般ごみとして出すということではないようで、不燃ごみであったりすることもあります。

 水銀電池は、水銀が有毒であるため、一般ごみとして廃棄できることはほぼないと考えられます。
 また、水銀を用いた電池は製産しない方向で進んでいます。日本では、1991年からマンガン電池に、1992年からアルカリ電池に水銀を使用されなくなりました。そして、1995年には水銀電池の生産と販売が中止されました。
 回収ボックスを設置して使用済みの水銀電池の回収が奨励されています。

 大阪市では、二酸化マンガン、亜鉛、鉄が資源として再利用できるため、アルカリ電池とマンガン乾電池を各所に設置された回収ボックスで回収しています。実績としては、平成27年度には73トンの乾電池が回収されました。
 名古屋市では、アルカリ電池とマンガン乾電池は不燃ごみとして、1次電池のリチウム電池は発火性危険物として処分されます。

モデルチェンジで不要になった2次電池の廃棄方法

 これも、この記事を読んでいる方が知りたい事項であると言えます。
 2次電池には、鉛蓄電池、アルカリ蓄電池、リチウム二次電池という種類が知られています。
 自治体として、2次電池を回収しているところはほとんどないようです。
 その代わりに、協力店や販売店に回収ボックスが設置されていて、回収されています。小形充電式電池には、メビウスループマーク(スリーアローマーク)が付いていますので、参考にしてください。

まとめ

 以上より、1次電池であるアルカリ電池、マンガン乾電池、リチウム電池は、自治体により、一般ごみ、不燃ごみ、回収などの方法で処理されています。
 また、2次電池である充電可能なものは、自治体は回収せず、協力店や販売店に回収ボックスを設けて回収しています。このような小型電池には、メビウスループマーク(スリーアローマーク)が付いていますので識別に役立ちます。
 電池に用いられている素材は、有用な資源ですので、回収して再利用することが求められます。その方法は、自治体のホームページで確認されることをおすすめします。
 それでは、大切な資源である電池をルールに従って回収して再利用し、地球にやさしい生活を実践してください。


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