高齢者に熱中症が多いのは何故?

疑問確認

 夏になると高齢者が多く熱中症になるのはどうしてなの、という疑問を持っている方がいらっしゃるようですので、それに答えたいと思います。

夏の厳しい暑さ

 日本の夏は、昔に比べて暑さが増していて、東南アジア諸国の暑さより過ごしにくくなっています。海に囲まれた島国であるため、暑さだけではなく、湿気も高くなっています。
 増長する暑さの原因として、アスファルトとコンクリートに街が覆われていることが挙げられます。土の露わな更地のままだと、固定資産税が高くなるので、わざわざアスファルトで覆ってコインパークにし、税金を抑えたりしています。
 このように木々や地表がないため、夏の直射日光を和らげるものがなく、アスファルトとコンクリートに跳ね返されたり、暖められて籠もった熱が徐々に放散されたりして、街中の気温は著しく高くなっています。
 また、エアコンの室外機から出される排熱も気温上昇に一役買っています。

 更に、最近の住宅は、気密性がとても高くなり、また、壁の中には断熱材が入っています。そのため、冬の寒さを凌ぐには良いのですが、夏の暑さが室内に籠もった場合、そのままではなかなか温度が下がらず、暑い状態が続きます。夏の直射日光が長時間当たる屋根、壁、窓は、非常に温度が高くなり、それが室内にも伝わってきます。
 こうなると、家の中が、もはやサウナのような状況にもなりかねません。

熱中症とは

 日本の暑い夏の時季、とりわけ、7月から9月に掛けて、とても多くなっているのが熱中症です。その原因は、体温の上昇、および、汗による水分や塩分の体内からの消失となっています。
 症状としては、めまい、たちくらみ、頭痛、吐き気、嘔吐、筋肉痛、意識障害、痙攣などが見られます。重篤な場合は、死に至ることがあるので、注意が必要となります。

高齢者に多発する熱中症

 夏の暑い時季に高齢者が熱中症になっている事実が統計的に確認されています。
 消防庁が平成28年10月12日に報告した「平成28年の熱中症による救急搬送状況」によれば、平成28年5月から9月までに熱中症で救急搬送された人において、満65歳以上の高齢者が25,228人と全体の50.0%と半分となっています。
 次いで、満18歳以上満65歳未満の成人が18,150人で36.0%、満7歳以上満18歳未満の少年が6,548人で13.0%、生後28日以上満7歳未満の乳幼児が482人で1.0%となっています。
 このように高齢者が熱中症になる事例が多いことが分かります。

高齢者に多い理由

 高齢者が熱中症になり易い原因としては、経年とともに温度変化を感知する感覚が鈍ってくることがあります。また、発汗機能も低下しています。
 そのため、暑さが増してきても、その変化が分からず、汗もかかずに体温が上昇してしまい、知らないうちに熱中症になってしまうのです。
 それから、足腰が弱ってきて外出するのが億劫になって、家の中に閉じこもりがちということも原因の1つと言えます。つまり、住宅の気密性によって家の中の気温が高くなってしまいます。
 それ故、行政は熱中症や脱水症の対策として暑い日にはエアコンを使うように呼び掛けています。

空調服とは

 ただでさえ暑い夏の日に、しかも炎天下のような環境で、激しい業務をしなければいけない作業員の間で、人気となっているものが空調服というものです。腰の部分にファンが付いているので、ファン付き作業着とも呼ばれて親しまれています。
 ファンが回ることで外気を取り入れて服の内部を循環させて排気口から排気します。この際、汗が気流によって蒸発し、体表面から気化熱を奪います。それにより、涼しく感じるとともに、体温の上昇が抑えられるのです。
 従って、酷暑環境での作業も、空調服によって苦にならずに行うことができるのです。

空調服で防ぐ高齢者の熱中症

 空調服は、体温の上昇を抑えるものです。そのため、特に激しい作業をする場合に限らず、酷暑の場所に身を置く際に着用して使用すれば、熱中症の発症を防ぐことができます。
 従って、暑くなっている住宅の中にいる高齢者が、空調服を着ることで体温の上昇が防がれ、熱中症になる可能性が低減されることになります。

空調服以外の高齢者の熱中症対策

 空調服を利用することも熱中症の対策として有効です。
 それ以外の手段としては、先ほども紹介したようにエアコンを使って室温を下げるというものです。それから、水分や塩分を補給することも大切です。
 それから、老人の1人暮らしはなるべく避けて、家族と同居することも重要です。温度管理をしてもらえるだけではなく、熱中症に限らず、転倒事故などの有事の際に対応してもらえます。

まとめ

 以上より、高齢者の熱中症は確かに多いです。それは、温度変化を感じる機能、汗をかく機能などが衰えてきていることが原因です。
 更に、住宅の気密性が増して、一端室内が暑くなると冷めにくくなっていること、および、夏の都市部が暑くなっていることも原因となっています。
 そのため、暑い日にはエアコンを使ったり、水や塩分をこまめに摂ったりすることが肝要です。そして、空調服を利用することも有効であると考えられます。
 それでは、住宅内での高齢者の熱中症を避けるためにも空調服を活用して、暑い夏を乗り切ってください。


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