夏場の室内での高齢者の脱水症が心配です

お悩み確認

 夏の室内の温度はとても暑く老いた両親や親戚が熱中症になるのが不安です、というお悩みを持った方がいらっしゃるようですので、その悩みを解消したいと思います。

夏の室内温度

 日本は四季のある国で年間を通して季節が移り変わることで、他の国では比較にならないくらい叙情にあふれています。例えば、春の桜、秋の紅葉と言えばよく分かると思います。
 しかしながら、日本の夏は、これまた比較ならないくらい高温多湿となっていて、非常に過ごしにくくなっています。更に、地球規模で温暖化が懸念されており、夏の暑さは厳しさを増していると考えられます。

 更に、最近は住宅の建築技術が進歩してとても高気密性の仕様となっています。しかし、夏には屋根や壁に直射日光が当たり、室内もそれに伴い、気温が高くなっています。そのため、冷房を使わなければ、熱が籠もってとても暑いという環境になってしまいます。
 このような酷暑にいれば、体調を崩すことが避けられないと考えられます。

熱中症とは

 夏の暑い時期に多発しているものに熱中症があります。これは、著しく体温が上昇したり、水分が体内から失われたりすることで発生するものです。
 その症状として、めまい、頭痛、筋肉の硬直、意識障害、痙攣などの障害が挙げられます。そして、最悪のケースは死亡することもあります。
 そのため、熱中症にならないような対策が必要となります。

高齢者の身体的な特徴

 若いときとは違って、年を取ってくるとどうしても身体的な機能が衰えてきてしまいます。つまり、温度の変化を感じる感覚が鈍ってきます。また、状況判断などに必須となる認知力も衰えてきます。
 その結果、思いもしない事故に繋がることがしばしば起こります。従って、高齢者の身体的な機能低下を前提とした事故対策を考慮しておくことが求められます。

高齢者の熱中症や脱水症

 高齢者の温度変化を感知する機能が衰えることで、周囲がとても暑い環境へと変化した場合でも、それに気付かず、大量の汗をかいたり、体温が上昇したりしてしまうことになる危険性があります。そして、現実に起こっているのです。その結果、この状態のままで長い時間を過ごしてしまい、取り返しのつかない事態になってしまいます。

高齢者の熱中症の発生状況

 高齢者の熱中症というものは実際に起こっています。
 環境省が発行した「熱中症 環境保健マニュアル2014」によれば、1968年から2012年からの熱中症死亡数の年齢階級別累積を見ると、歳が高くなるほど多くなり、高齢者が熱中症になり、なおかつ、それで死に至っていることが分かります。
 また、最近、室内において高齢者の熱中症が増加しているようです。同マニュアルによれば、2013年の東京都と政令指定都市において救急者で運ばれた熱中症患者において、男性で65歳以上の5割が住宅で、女性の65歳以上の5割強が住宅で発生したものでした。

 従って、高齢者が住宅内で熱中症になることを防ぐことが急務であると言えます。

空調服というもの

 室内や屋内に限らず、酷暑の環境で激しい作業をすることになる作業員の間で人気となっている作業着に空調服があります。腰の部分にあるファンによって外気を取り入れて服の内部を循環させて、その過程で汗を蒸発させます。そして、湿気を帯びた空気は排出口から外に出されます。
 汗が蒸発するときに体表面から気化熱を奪います。これにより、体が涼しく感じるのです。これを生理クーラーと言います。この原理によって、酷暑環境での作業も苦にならないのです。

空調服を用いた熱中症対策

 空調服を着ることで体温が著しく上がることが防がれます。すなわち、熱中症が発生することを予防することが可能となります。
 従って、室内の温度がとても高くなる環境下では、高齢者が空調服を利用することはとても有効であると考えられます。

それ以外の室内での熱中症対策

 高齢者が1人で暮らしていると、どうしても熱中症になるリスクが同居に比べて高くなってしまいます。そのため、高齢者の1人暮らしを避けることで、そのリスクを大幅に減らすこともできます。そして、仮に熱中症になったとしても、緊急事態に対応してもらえるということが期待できます。
 そして、役所や官庁から盛んに喚起されていますが、夏の暑い日には冷房を効果的に使うことも大切であると考えられます。更に、水分をこまめに摂取することで、水分の枯渇を防ぐことができます。

まとめ

 以上より、高齢者は温度変化などを感知する能力が若いときに比べれば劣っています。そのため、室内や屋内が著しく暑くなることがある最近の住宅では、高齢者の熱中症が多発しています。
 そのため、体温の上昇を抑えるために空調服を使うことは、熱中症対策の1つの手段であると考えられます。
 それでは、夏に室内で高齢者が熱中症をなるのを防ぐために空調服を着用して、体温の上昇を抑えて快適な状況を創出してください。



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