2016年8月24日 / 最終更新日 : 2018年9月6日 sehbi-an 考察シリーズ 織部焼に潜む時代精神の考察 「ウス茶ノ時ハ、セト茶碗、ヒツミ候也。ヘウケモノ也」と、『宗湛日記』という博多の豪商・神谷宗湛(1553-1635)の日記は、織部焼が最初に登場する文献になります。 織部焼は、辻が花などと同様、舶来品や自由 […]
2016年8月23日 / 最終更新日 : 2016年7月31日 sehbi-an 日記 処暑 本日は、二十四節気の第14である処暑です。 陽気とどまりて、初めて退きやまんとすればなり 処暑とは暑さが和らぎ、風も涼しさが増してくるという時季で、朝晩が冷たく感じられたりもします。 &nbs […]
2016年8月22日 / 最終更新日 : 2016年7月30日 sehbi-an 日記 炭道具である羽箒 羽箒は、炭道具の1つで、炭手前のときに、炉であれば、炉縁、炉壇、五徳を清め、風炉であれば、風炉を清めるためのもので、鳥の羽を3枚重ねた三つ羽となっています。 左側が広い羽を左羽と言って炉に使い、他方、右側が […]
2016年8月21日 / 最終更新日 : 2016年7月30日 sehbi-an 日記 帛紗 茶道を習い始めて、最初に取り組むものの1つに帛紗捌きがあります。 この帛紗ですが、正方形ではなく、表千家や裏千家では、わさのある辺の方が短くなっています。 しかし、流派によっては、わさのある辺の方が長くなっているところも […]
2016年8月20日 / 最終更新日 : 2017年6月3日 sehbi-an 借景 借景 剣崎 剣崎 立原正秋 『剣ヶ崎』 久里浜の街で次郎は菊の花を求め、一時間に一本しか出ない剣ヶ崎行のバスに乗った。野比の峠を越し北下浦を過ぎる頃には、前方左側の海に長く突きでた剣ヶ崎が見えた。十七年前の夏、志津子の […]
2016年8月19日 / 最終更新日 : 2016年7月30日 sehbi-an 日記 舟花入 舟花入は、床の間の花蛭釘から吊して使う花器のことです。 場合によっては、置いても使うことができます。 南蛮砂張釣舟花入の天下三舟として、「針屋舟」、「松本舟」、「淡路屋舟」が知られており、更に、「茜屋舟」「 […]
2016年8月18日 / 最終更新日 : 2016年8月27日 sehbi-an 人物 円能斎 円能斎(圓能斎)鉄中は、裏千家13代家元で、明治5年(1872年)5月21日に、裏千家12代家元又玅斎の長男として京都で生まれ、大正13年(1924年)に亡くなりました。 折しも、明治維新により、加賀藩と松 […]
2016年8月17日 / 最終更新日 : 2016年8月10日 sehbi-an 日記 木槿 木槿(むくげ)は、夏の茶花としてよく生けられる花です。 ハイビスカス(Hibiscus)の仲間でもあります。 朝に開いて、その夜には凋(しぼ)むことから、一日花になります。 しかし、次々と花が咲いていくため […]
2016年8月16日 / 最終更新日 : 2016年8月12日 sehbi-an 日記 天明の大火 天明の大火とは、天明8年1月30日(1788年3月7日)に発生した京都最大の火事で、その被害は広範に及び、御所、二条城,京都所司代、東本願寺、西本願寺などを含めて、市街地の8割以上が焼けました。 表千家、裏 […]
2016年8月15日 / 最終更新日 : 2019年3月14日 sehbi-an 掛け物・禅語 行雲流水 行雲流水(こううんりゅうすい) 雲が空を行くように、水が流れるように、自然に逆らうことはないという様です。 つまり、物事の些事にこだわるのではなく、自然に身を任せるということです。 出典は、『 […]