2016年5月7日 / 最終更新日 : 2016年5月20日 sehbi-an 日記 本日は7の日、利休七則をどうぞ 茶の湯には、7に関する言葉が幾つかありますが、その中でも有名なものとして、利休七則というものがあります。 これは、千利休が茶の湯で心掛けることを弟子に問われた際に答えたことであるとされています。 一 茶は服 […]
2016年5月6日 / 最終更新日 : 2016年5月30日 sehbi-an 日記 天目茶碗 天目茶碗とは、すり鉢状の茶碗で高台が低く小さいため、天目台という台に載せて給仕します。 また、飲み口である口縁の釉薬が焼成の際に剥げ落ちてしまうことが多いので、覆輪と言って、金、銀、プラチナなどで縁を輪状に覆って、それ以 […]
2016年5月5日 / 最終更新日 : 2016年5月20日 sehbi-an 日記 端午の節句 本日は、五節句の一つである端午の節句です。 端午とは、月で最初の午の日という意味ですが、午と五の音が同じなので、5日を指すようになり、それがいつしか五節句の一つの端午の節句を特別に指すようになったと言われて […]
2016年5月4日 / 最終更新日 : 2016年5月20日 sehbi-an 日記 かきつばた かきつばたは、初夏、濃紫色の花を咲かせる、水湿地に群生して生育するアヤメ科の多年草植物です。 古典でもかきつばたが題材としてよく取り上げられています。 「むかし、男ありけり。その男、身をえうな […]
2016年5月3日 / 最終更新日 : 2016年5月20日 sehbi-an 人物 茶礼祖 村田珠光 村田珠光は、茶礼祖や侘び茶の開祖と呼ばれた、侘び茶を創始した茶人で、応永30年(1423年)に奈良に生まれ、文亀2年(1502年)に亡くなりました。 村田珠光は、11歳で得度して奈良県にある称名寺に入りまし […]
2016年5月2日 / 最終更新日 : 2019年3月14日 sehbi-an 掛け物・禅語 薫風自南来 初夏の清々しい頃合いになりましたが、この時季によく茶席の床に掛けられる茶掛けがあります。 「薫風自南来」 爽やかな初夏の風が南からもたらされ、万緑の息吹が清々しく感じられる、ということです。 […]
2016年5月1日 / 最終更新日 : 2016年5月19日 sehbi-an 日記 八十八夜 八十八夜とは、雑節の一つで、立春を起算日として数えて88日目に当たります。 五節句や二十四節気以外の季節の変わり目を示すもので、日本の気候に合わせて設定されています。 「霜なくて曇る八十八夜かな」 正岡子規 […]
2016年4月30日 / 最終更新日 : 2016年5月19日 sehbi-an 日記 牡丹華さく 本日は、七十二候 牡丹華です。 鮮やかな牡丹の大輪の花が咲く頃合いとなります。 牡丹は、別名、富貴草と言います。 とりわけ、中国では、花の王様として古くから、愛好されています。 「登科後」 孟 […]
2016年4月29日 / 最終更新日 : 2018年9月6日 sehbi-an 考察シリーズ 見立てによる同一性問題の考察 「和漢のさかいをまぎらかすこと肝要々々」と、村田珠光は、『心の文』の中で、唐物と和物の道具の調和を説くとともに、心の問題を説きました。 鎌倉時代の唐物としては、禅宗の僧侶が天目茶碗などの唐物を携えて帰ってき […]
2016年4月28日 / 最終更新日 : 2017年6月3日 sehbi-an 借景 借景 エフェソス(トルコ) 辻邦生 『背教者ユリアヌス』 ユリアヌスは円柱の台座に腰をおろし、青空を渡ってゆく雲を見つめた。時間が急に歩みを止め、万物が声をひそめたような感じだった。彼はそのとき、ふと、前日に読んだばかりのリバニウスの […]