2016年7月24日 / 最終更新日 : 2016年6月29日 sehbi-an 日記 風鈴 夏の風物詩ともなっている風鈴。 吊された短冊が風に揺れて、短冊が付いている舌と呼ばれる部品の先端である錘と、鐘型の本体がぶつかって、涼しげな音を奏でます。 再生エネルギーで得られる涼です。 そ […]
2016年7月23日 / 最終更新日 : 2016年6月26日 sehbi-an 日記 李朝初期の高麗茶碗尊重の考察 「かうらい茶碗たつ」 『津田宗達茶湯日記』、天文18年(1549)12月12日の記述ですが、これが、高麗茶碗が最初に登場する文献になります。 このとき、津田宗達は45歳で、千利休(1522-1591)は27 […]
2016年7月22日 / 最終更新日 : 2016年6月26日 sehbi-an 日記 大暑 本日は、二十四節気の第12である大暑です。 暑気いたりつまりたるゆえんなれば也 大暑(たいしょ)は文字通り、暑さが最も時期ということです。 地球温暖化の影響か、特に近年は暑さが厳しくなっていま […]
2016年7月21日 / 最終更新日 : 2016年6月25日 sehbi-an 掛け物・禅語 夏雲多奇峰 夏雲多奇峰(かうんきほうおおし) これも夏の時季によく茶席に掛けられる文言です。 夏の青空に峰の如く湧き上がる入道雲は、実にさまざまな形をしていて、その表情を刻々と変えていきます。 雄大な夏の […]
2016年7月20日 / 最終更新日 : 2016年6月24日 sehbi-an 人物 瀬田掃部 利休七哲の1人に数え上げられる瀬田掃部は、天文17年(1548年)頃に生まれ、文禄4年(1595年)に没しました。 名は、正忠と言います。 豊臣秀吉に仕えて近江に領地を与えられました。 天正1 […]
2016年7月19日 / 最終更新日 : 2016年7月2日 sehbi-an 日記 ノンコウ七種 ノンコウとは、楽家3代道入のことです。 江戸時代の記録である『楽焼代々』によれば、千家3代の宗旦が、伊勢参宮の途中、鈴鹿にあった能古(のんこ)茶屋に休んだ際に、付近の竹で造った花生に「ノンカウ」という銘を付 […]
2016年7月18日 / 最終更新日 : 2016年6月22日 sehbi-an 日記 銀河 星に関する銘に銀河があります。 星を見るにはよい季節ではないでしょうか。 宇宙はたくさんの銀河から成り立っています。 地球の太陽系がある銀河は銀河系、もしくは、天の川銀河と言います。 宇宙は1 […]
2016年7月17日 / 最終更新日 : 2017年6月3日 sehbi-an 借景 借景 祇園祭 祇園舎 (伝)信濃前司行長 『平家物語』 祇園精舎の鐘の聲、諸行無常の響あり、沙羅雙樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。驕れる人も久しからず、ただ春の夜の夢の如し。猛き者もつひには滅びぬ、ひと […]
2016年7月16日 / 最終更新日 : 2016年6月20日 sehbi-an 日記 存星 中国の明代に始まる漆芸の装飾技法です。 全体的に厚めに漆を塗って、刀で彫った文様を彩漆で充填して研ぎ出したものです。 宣徳期のものが最も古く、最盛期となる嘉靖期、萬暦期になると輪郭線を沈金で表すようになりま […]
2016年7月15日 / 最終更新日 : 2016年6月20日 sehbi-an 日記 亀蔵棗 亀蔵棗(きぞうなつめ)は、円能斎好一閑張り黒中棗です。 大正9年(1920年)の又玄斎一燈居士の150年忌に記念として50個、円能斎が飛来一閑に作らせたものです その模様は、九星を意匠化したものになっていま […]