2016年7月13日 / 最終更新日 : 2016年7月10日 sehbi-an 日記 牙の茶杓の形 竹の茶杓が使われるようになる前は、薬匙として象牙の茶杓などが使われていました。 現在、象牙の茶杓の形として、珠徳形、利休形があります。 象牙の茶杓は、薬匙として使われていたものが茶の湯で使われ […]
2016年7月12日 / 最終更新日 : 2016年9月12日 sehbi-an 日記 蓮始めて開く 本日は、七十二候の蓮始開(はすはじめてひらく)です。 実が蜂の巣のようなので、はちすと呼ばれましたが、はすは音が変化したものです。 蓮の実は、香合のモチーフとしてよく取り上げられます。 また、 […]
2016年7月11日 / 最終更新日 : 2019年7月12日 sehbi-an 日記 天明釜 茶の湯で有名な天明釜(てんみょうがま)は、下野国佐野郡天明にて鎌倉時代から造られ始めた釜の総称です。 天慶の乱で平将門を鎮圧した後、天慶3年(940年)に下野国へ赴任した藤原秀郷が河内国から鋳物師を佐野に連 […]
2016年7月10日 / 最終更新日 : 2016年7月12日 sehbi-an 掛け物・禅語 雲悠々水潺々 雲悠々水潺々(くもゆうゆう みずせんせん) 夏の季節によく茶席で掛けられる文言です。 雲がゆったりと動いていて、水がさらさらと流れている、様子を表しています。 無為自然という生き […]
2016年7月9日 / 最終更新日 : 2018年9月6日 sehbi-an 考察シリーズ 室町期に於ける成立論的な考察 「夫れ、茶湯の起こりは、普光院殿・鹿苑院の御代より、唐物・絵讃等、歴々集まり畢んぬ。其の頃御同朋衆は善阿弥・毎阿弥なり。」『山上宗二記』 曹洞宗の道元の制定した茶礼は、『永平清規』によれば、喫茶、行茶、大座 […]
2016年7月8日 / 最終更新日 : 2016年6月14日 sehbi-an 日記 芦屋釜 茶の湯で有名な芦屋釜は、現在の福岡県遠賀郡芦屋町の地の周辺において、鎌倉時代末期頃から製作されるようになった釜の総称です。 そして、室町時代になるととても隆盛しました。 しかし、天文12年(1551)に、陶晴賢によって大 […]
2016年7月7日 / 最終更新日 : 2016年6月12日 sehbi-an 日記 150記事目、投稿に際して 盛美庵 茶の湯日記 ブログが、150記事投稿を 無事、果たすことができました。 ご声援、ありがとうございました。 今後も、日本文化に代表格である茶の湯や茶道に関して、情報を発信していきたいと考えております。 […]
2016年7月7日 / 最終更新日 : 2016年6月12日 sehbi-an 日記 七夕 七夕は五節句の1つに数え上げられています。 7月7日の夜に、天の川に隔てられた牽牛(彦星)と織女(織り姫)が年に1度だけ会うことのできるという伝説に因んだ年中行事です。 牽牛と織女の名が最初に […]
2016年7月6日 / 最終更新日 : 2016年6月12日 sehbi-an 日記 曜変天目 曜変天目は、鮮やかな光彩を放ち、瑠璃色の斑紋を持った妖艶な魅惑を備えた天目茶碗です。 12-13世紀の南宋時代に建窯で焼かれた茶碗で、おそらく偶然の産物ではないかと考えられています。 既に製法が分からなくな […]
2016年7月5日 / 最終更新日 : 2016年7月5日 sehbi-an 日記 利休百首ならぬ、フラー百首 第93首 バックミンスター・フラー(1895-1983年)はあまりにも先進的な考えを持っていたので、当時の人達は彼の言うことが理解できなかったようです。 しかし、時代が移り変わり、彼の言っていることが現実味を帯びてきているのも、事 […]