日本の家屋の浴室の洗い場の床には、お風呂マットと呼ばれるものが敷かれている事例が多いです。このマットの用途は、滑りと止めのために敷かれています。そして、滑って転倒した際の衝撃を吸収するためにも敷かれています。
また、浴室の床に座るときに心地よい柔らかさを提供してくれます。つまり、足を伸ばして快適に座ることが可能となります。
このお風呂マットができている素材は、エチレン酢酸ビニルコポリマー(EVA)という柔軟なプラスチック樹脂である場合が多くなっています。
そのため、転倒した際に衝撃を吸収したり、座った際に堅くなかったりするのです。
更に、転倒を防ぐために、お風呂マットの表面には、極僅かな高さを有する突起が幾つも並んでいて滑り止めの役目を果たしています。
そして、EVAの特性として、撥水性、および、撥油性を示します。それ故、お風呂という水を使う場所でも形を崩すことなく使うことができるのです。
東京都が発行している「お風呂・トイレの危険事故防止ガイド ヒヤリ・ハットレポート No.4」(平成22年)というインターネットを通じて行われた調査結果によれば、洗い場で滑って転倒したという人が4,000人中1,200人強いました。そして、浴室段差でつまずいて転倒した人が、4,000人中700人弱いました。更に、椅子が滑って転倒した人が4,000人中400人弱いました。重なっている事例もあるかもしれません。
このように、浴室の洗い場では、滑るということが多発していることが分かります。そして、それだけに止まらず、転倒して怪我をすることに繋がっているのです。
従って、お風呂の洗い場での転倒対策をする必要があります。
風呂場の洗い場において、滑って転倒する事故が頻発していることは理解されました。それでは、次に、どのような人が事故を起こしているのでしょうか。
それは、筋力が衰えて足腰の弱ってきた高齢者である場合が多くなっています。また、平衡感覚も衰えてきています。そして、高齢者が風呂場で事故を起こした場合、誰にも気付かれずにそのままになってしまうこともしばしばあるのです。
そのため、高齢者が一人で入浴するということはとても危険が潜んでいることを予め知っておくことが肝要です。
また、頭が体に比べて重い幼児も洗い場で滑って転倒することも多くなっています。しかしながら、幼児は親と一緒にお風呂に入ることがほとんどなので、転倒してそのままということはありません。
年齢的な身体問題であるため、洗い場では滑るものであるという前提で、事故が起きてもよいような施策が効果的であると言えます。
昨今、一般家屋の室内において、床のフローリングの上にコルクマットを敷くことを取り入れている家庭が多くなっています。
購入理由として、防寒、防音、転倒の衝撃緩和、床の傷つき防止、コルクという天然素材などが挙げられます。
コルクをEVAのシートの上に貼ったものが、コルクマットです。従って、EVAという柔らかい樹脂を用いているため、柔軟性を有しているのです。また、柔らかいといっても、ある程度の堅さを備えているため、座ったり、立ったりしても安定性を確保することができます。
また、コルクもEVAも、撥水性や撥油性を示すため、汚れを取るのも比較的容易となっています。
このように、コルクマットはとても機能性にあふれているしきものであることが分かります。
風呂場の洗い場で滑って転倒することを未然に防ぐ手段として、撥水性や撥油性を示すコルクマットを洗い場に敷くというものがあります。
既に使われているお風呂マットは、EVAから造られています。そして、コルクマットの土台となっているものもEVA製です。従って、基本的に、お風呂マットとコルクマットは同じものであると考えても差し支えないのではないでしょうか。
コルクマットに使われているコルクには、大粒と小粒という仕様が用意されています。そのため、滑り止めということを念頭にすると、もちろん、大粒のコルクが使われているコルクマットを選ぶことになります。
また、ジョイント式なので思いのままに繋げることもできますし、カッターナイフで好きな形に切ることもできます。それ故、いかようにも敷き詰めることが可能となっています。
但し、使わないときは、洗い場の床からあげて、カビが生えないようにする必要があります。
以上より、お風呂の洗い場では滑って転倒することで怪我を負うことが多発しています。高齢者や幼児がこのような事故を多く起こしています。そのため、何かしらの対策が求められますが、コルクマットを洗い場に敷くというのもとても有効です。
大粒のコルクであれば滑りにくくなっており、EVAのクッション性があるので転倒の際の衝撃を吸収してくれます。
それでは、お風呂の洗い場にコルクマットを敷いて、まさかの転倒事故の対策としてみてください。
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